『ルドンの黙示』一日目(ネタバレなし)

2008-08-21 (Thu) 01:02[ 編集 ]
新国立劇場

とうとう開幕しました!
劇団アロッタファジャイナ第9回公演『ルドンの黙示』@新国立劇場。
まだ始まったばかりでこれから観る方のためにネタバレなしで感想を書きますね。


○「賛否両論でしょう!!」

まず、ストーリー。

綺麗事や理想論では済まない話ですので、観る人によっては消化不良になるでしょうし
その結末が嫌いだと言う人も少なくないかも。
私の感覚では、「好き」。こういうお芝居があってもいいじゃない、と。
結局、戦争の無い時代が来る気配がない現実を考えると
こういう混沌とした物語が実に恐怖を伴ってこちらに伝わってくるのです。

正義とは何か。絶対正義は存在するのか。

世界が一つになる方法はあるのか。どうしたら世界は平和になるのか。

平和な世界なんてあり得るのか。そもそも平和って何だろう。

・・・などなど、観劇した後にいろいろ考えてみてください(^-^)
ちなみに私はイラク問題と重ね合わせて考えてました。
しかし2時間10分って短いなぁ・・・3時間くらい見て世界観に浸りたいです♪

そして、センターステージ。

これ、すごく面白いです。劇場の真ん中にステージがあって
いわゆる「正面」が無いので、座る位置によって全然見え方が違います。
よって、大事なシーンで逆を向いていて全く表情が見えないことが多々あるのですが
ここで気付かされるのが、役者さんの力量。
力のある人は背中を見ていてもどんな表情をしているか分かるんです。
その代表が満島ひかりちゃん、そして安川結花ちゃん。この二人は本当に凄いです。
特にひかりちゃんの、あの大事なシーン・・・(観た人は分かりますよね?)
正反対を向いていてしかも目の前に人が立ってたので全然見えなかったのですが、
何がおこってて、しかもそれが物凄くエロティックなシーンだということが
表情が見えなくてもちゃんと伝わって来ました。
次に観に行く時は逆方向の席なので、このシーンは瞬きせずに凝視します(笑)

見え方が違うという点では賛否両論かも知れませんが、
舞台が近いという意味ではきっと観客は皆さん嬉しいかったのではないでしょうか。
そして、舞台を観るというよりまずは一つの集落を、
見ていくうちにそれが何十カ国が集まった世界へと、
さらに時限を越えて未来へ、過去へと非常に多重的な空間へと
観客を否応なしに誘いこむ展開にワクワクさせられます。
近い、という意味では後ろの席の方の人も悲しむことはありませんよ!
劇場全体が舞台、ですから。その点は後ろの席の人が羨ましい部分が多々ありました。
演出、好きだなぁ。お客さんが喜びそうなツボをついてます。
アロッタ特有の、次々と変わる場面展開の小難しさは多分また賛否両論でしょうけど(^-^;)
でも『偽伝、樋口一葉』よりははるかに分かりやすかったです。


○「女優さんが凄い!!」

満島ひかりちゃん、あなたはやっぱり神様です(ToT)
彼女の体現する愛と美と正義、その妖艶さ。
ネタバレ出来ないのでまだ詳しくは書けないけれど、素晴らしい表現力とオーラ。

安川結花ちゃん。どんどん美しくなります。
あの残酷な出来事の後は足しか見えなかったけど愕然としました。
あの足が目に焼きついて離れません。彼女の表現力も抜群です。

江口ヒロミさん。エロす!

ナカヤマミチコさん。元々安定してるのに今日は一段と研ぎ澄まされてました。

岡村麻純ちゃん、加藤沙織ちゃん、藤村あさみちゃん。激可愛ユス。
(あさみちゃんと帰りの電車が一緒でした♪)


○「ある意味イケメン♂パラダイス」

男性俳優陣、演技も上手ければイケメンも多くてパラダイスです(笑)

柳浩太郎くん。なんだかゾクゾクさせられる、凄い存在感です。天才的。

篠田光亮くん、原田健二さん。さすがの貫禄です。文句なし。

若宮亮くん。大事な場面でも彼に釘付けです、大本命です。セクシー(*^-^*)

元吉庸泰さん。キ○ガイ系イケメン。かなりイイです。

峯尾晶くん。どんどん上手くなってます。アロッタ期待の星。

山本律磨さん。やっとアトムを忘れられそうです(笑)

前島謙一さん。出来上がってます。もの凄い勢いでモテそうです。

三元雅芸さん。腹筋割れてまっせ!

・・・書いてたらきりがないのでこの辺で(^-^;)
他にも魅力的で個性的な方が沢山いらっしゃいますので、
あなた好みのイケメンを探してみてください(^-^)


○「音楽が凄い!」

クライマックスのBGM、カッコ良すぎ!!さすがMOKUさん。

そしてPsalmの音楽。美しすぎます。クライマックスでの熱唱に注目!感動しますよ〜♪
ちなみに今、「時間をのせた舟」をヘビーローテーションで聴きながら書いてます。


○「お客さま」

多分、柳くんファン率高し。
カーテンコールが鳴り止まず、かなり長いこと席を立たない人が多かったです。
新国立劇場は時間に厳しいとのことでしたので、役者さん達も嬉しい悲鳴でしたでしょうね(^-^)


とりあえず、今日の感想はここまでです。
また観に行くのが楽しみです♪


※当ブログ「『ルドンの黙示』を予習する。」他、アロッタ関係の記事はこちらです
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-category-18.html

※チケット発売中。既に売り切れの日もあります!
まだ購入されてない方はお早めにどうぞ(^-^)
http://alotf-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_08fd.html

※劇団アロッタファジャイナHP
http://www.alotf.com/

※ルドンの黙示BLOG
http://alotf-blog.cocolog-nifty.com/blog/
 

「ルドンの黙示」を予習する。(7)役者編その5+音楽

2008-08-05 (Tue) 00:43[ 編集 ]
(過去の記事はこちら)
「ルドンの黙示」を予習する。(1)劇団アロッタファジャイナ編
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-663.html

「ルドンの黙示」を予習する。(2)タイトル編
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-664.html

「ルドンの黙示」を予習する。(3)役者編その1
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-665.html

「ルドンの黙示」を予習する。(4)役者編その2+音楽
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-666.html

「ルドンの黙示」を予習する。(5)役者編その3
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-667.html

「ルドンの黙示」を予習する。(6)役者編その4
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-677.html


チケット発売中。既に売り切れの日もあります!
まだ購入されてない方はお早めにどうぞ(^-^)
http://alotf-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_08fd.html

劇団アロッタファジャイナHP
http://www.alotf.com/

ルドンの黙示BLOG
http://alotf-blog.cocolog-nifty.com/blog/


前回で役者さん紹介が一応終わっていたのですが、
その後お一人増えましたので記事を追加します☆


☆前島謙一さん 

利賀演出家コンクール2007で優秀演出家賞を受賞した「一徳会」の俳優さんだそうです。
http://1tokukai-kag.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_0dfc.html
一徳会ブログによると、公演の度に髪型もキャラも変わるそうなので
役者さんとしてどんな方か舞台で拝見するのが楽しみです。


・・・これで私なりの役者さんの紹介&予習を終えたわけですが、
公式ブログや出演する役者さん達のブログを見ると役者さん同士で紹介をしあっていて、
その人となりを垣間見ることが出来てとても楽しいです。
役者さんのブログ一覧は公式ブログに載ってますので下記リンクから飛んでみてくださいね(^-^)
http://alotf-blog.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_8454_1.html


そしてそして。

ルドンの黙示BLOGで役者さん達が見所として挙げている
玉井夕海さんと二十五絃箏弾き・かりんさんのPsalm(サーム)の音楽ですが、
現在「mF247」で無料視聴&ダウンロードできます。
私も初めて聴いたのですが、澄んだ夜空や深い海を思わせる、非常に幻想的な曲ばかり!
こんなに美しい世界観をもった音楽が舞台で生演奏されるなんて
考えただけでも胸が締め付けられる思いです。
残念ながらmF247は8月いっぱいで閉鎖されるそうですので、
今のうちにアクセスして聴いてみてください(^o^)
http://www.mf247.jp/jp/artist.php?aid=31780

ここで一つ補足を。かりんさんの演奏する「二十五絃箏」について。
「箏」って何?「琴」とは違うの?と思って調べてみたのですが、
Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%B4)によると
日本で「こと」と呼ばれる楽器は(1)琴、(2)箏、(3)和琴 がある。(中略)
それぞれ(1)「琴(きん)のこと」、(2)「箏(そう)のこと」と呼ばれる。
(2)「箏」では柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、
(1)「琴」は弦を押さえる場所で音程を決めるという特徴を持つ。

ということで、厳密には一般的に「琴」と呼ばれる楽器は「箏」と書いて「こと」と読むのが
正しいようです。
ちなみに現在日本で広く知られている箏は弦は13本。
奈良時代に唐から伝わったそうですが、二十五絃箏は近代になって開発されたものだそうで、
弦が多い分音が厚くなっているとか。
こう書いてもやはりピンときませんので、生の音を聴くのが一番ですね(^-^)

チケットをまだ買ってない人は急いでくださいね。
どうやら舞台と客席が満遍なく近いようです。
お目当ての役者さんがいる人にとっては特に、天国のような公演かと♪
私も心の中でキャーキャー騒いでます。
誰とは言いませんが、あの人とかあの人とかあの人とか 笑

ではまた(^-^)/ 公演楽しみです〜。
 

 | HOME |