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「生命38億年スペシャル 人間とは何だ!? V」

2006-02-26 (Sun) 02:18[ 編集 ]
非常に面白かったです(^o^) きっと意味不明と思った方も多いのではないかと思いますが、番組の作り自体が視聴者(現代人)の感覚を試している感がしましたので、「何じゃこの番組」と思った人は危険かもしれませんよ?(笑)最近我が家は脳ブームでYUKIと共に脳改革を意識しているのですが、自分に足りない感覚・自分が失った感覚というものを取り戻すヒントになったように思います。IT化によって情報を得る時間が早くなりその量も急激に多くなった現代に於いて、人間に必要不可欠なのは「情報の整理」ですよね。脳の中を整理して必要なものとそうでないものを効率的に仕分けなければならないのですが、その中で犯しやすい間違いが「必要なものとそうでないものの仕分けを間違えてしまうこと」。大切なものを二の次にして働かなければならないストレス過多の現代社会で生きる人間が失ってしまったものは何だろうと、時代を遡って検証をしたのがこの番組なのだなと見終わって感じました。
番組の中で二本の幻想的な短編ドラマを挟みながら検証が進むのですが、ドラマといってもそのドラマで全てを結論付けするわけではなく、象徴的な映像やエピソードを提示しながら視聴者に「これは何を意味しているのだろう」と考えさせその疑問を残りのコーナーで少しずつ解き明かしていく。そんな複雑な作りで番組が進んでいくので、その考えていく過程で脳が活性化していくのも分かって面白かったです(茂木健一郎先生で言う「aha体験」ですね)。松岡昌宏主演の『河童』というドラマでは、家庭を疎かにして仕事に励んだエリート社員が次第に精神的に蝕まれていき、大切なものを失っていく過程が描かれていました。鏡に映った目・鼻・口の無い彼の顔はストレスによって五感が失われた様を思わせ、視覚・嗅覚と言った本質を判断する感覚を失うことの怖さが昭和の空気漂う暗鬱とした幻想世界の中で増幅していきます。「自分の子供を見分けられない」「自分の居場所が分からない」そんな恐怖は自分にとっては無縁だと思う人も多いかもしれませんが、決してそうではないと思うのですね。何故なら「黄色いユニフォームのチームは何回パスをするでしょう」という問題の映像にゴリラが混じっていたことに、私自身全然気付きませんでしたから(泣)黄色チームに注目するために他の一切の情報を排除した結果がコレです。この事例は私にとっては実に深刻なもので、小さな動きにとらわれて大局を見ることを忘れる・・・つまり「必要な情報まで排除してしまっている可能性がある」という痛いところを突かれました。いやー、勉強になります(^-^;)
そしてもう一つのドラマ『まる。』これは寺尾聰演じる僧侶が描く「○」が何を意味しているかに尽きますね。「上も下もない。始まりも終わりもない」。輪廻、諸行無常、物事の繋がり。それらは仏教の考え方に通じると養老孟司先生が解説していました。長瀬智也演じる若い僧・道隆が「迷いが遅い春に降る雪のようにいつの間にか溶け、俺はただ、山になり・風になり・そして花になった」(このモノローグには日本語の美しさを感じました。映像も美しかったです)その悟りののちに、愛する女性の危機を感じ取り、不動明王の象徴である炎の中で愛を告げて死を迎えます。その破戒にも通じる男女の愛も、人類の誕生と共に繰り返される歴史を象る重要な営み。道隆もまた「○」であり、儚い存在であったということが修行を経てたどり着いた彼の答えだったのかも知れません。これまた視聴者に深く考えさせ、番組自体では明確な答えを出さずにいます。
そこで原点に立ち返ってみると「溢れる情報の中で思考力や判断力を失っている」自分に気付くのではないでしょうか。この番組を通じ、貴方は何を見出しましたか?何を見失っていましたか?そして、これからの自分にとって大切なものは何ですか?・・・いま正に、自分の心眼を問われている気がします。非常に脳を鍛えられて、見て良かったと思いました(^-^)

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