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『白夜行』最終回

2006-03-25 (Sat) 22:15[ 編集 ]
とうとう最終回を迎えてしまいました(ToT) 自分達の為だけに嘘に嘘を・罪に罪を重ねてきた亮司と雪穂の二人だったので、どのように結末を迎えるかにとても興味がありました。善良な人達を「騙されるほうが悪い」と言い訳をしながら裏切ったり死に追いやったり、また死に値する恥辱を与えてきた彼らには自ら罪を償おうという改心の余地が全く無かったので、決して二人に太陽の下を歩かせてはいけないと思いました。その辺をドラマとしてどのように描くかがこのドラマの評価に繋がるのではないかと思いましたが、結果、私にとっては今期最高のドラマになり得たと思います。
まずは亮司の結末。自分の父親を殺してからずっと雪穂の幸せのためだけに「幽霊のように」暗闇の中を生きてきた亮司。雪穂を太陽の下に戻すためだけに何人もの人を殺し・騙し・陵辱してきたけれど、ずっと二人の秘められた事件を追ってきた笹垣が自分の存在をちゃんと見続けてきてくれたこと、そして「あの頃捕まえてやれなくて、すまん」と言われたこと。(笹垣は「あの頃捕まえてやれず、二人を怪物にしてしまった事に責任を感じる」と以前に言ってましたね)そして大きく腕を広げ、まるで父親のように暖かく受け入れてくれる笹垣の愛を感じた亮司は、全ての罪を一人で背負って、思い出の鋏を腹に突き刺して歩道橋の上から飛び降りて死んでしまいました。
そして雪穂。血まみれの亮司に「行って」と言われてその意味を悟り、松浦の死体の件で事情聴取を受けても全ての罪を亮司に負わせて嘘を通して亮司の願いを貫きますが、彼を永遠に失い・事業にも失敗して借金まみれの中、生ける屍のように時効の日を迎えます。結局は太陽の下にいても白夜の中を生きることしか出来ず、亮司の思いを受け止めているために、自殺することも出来ません。物語は項垂れた雪穂の後姿で終わりました。時効の日に手をつないだ子供は(多分雪穂は知らなかったとは思いますが)別の女性が産んだ亮司の子供。
思うのは、子供の頃からの雪穂への気持ちを貫いて死んでいった亮司より、亮司の思いを受け止めて一人生きる雪穂の方が限りなく不幸だなと。亮司や雪穂のような「怪物」を生み出してしまったのはそれぞれの親やその愛人だけれど、二人が大人になる過程で罪を重ねることしか出来なかったのはやはり二人の責任。そして贖罪の気持ちを持たない二人にとっては太陽の下に戻るなんて結末は絶対にあってはならないと思ったのですが、結局こういう形で雪穂に日の目を見せなかった結末で良かったです。犯罪者を聖女として描くことなく、彼らが社会の被害者と勘違いさせないために笹垣に導き役を与えたそのストーリーは素晴らしいものでした。亮司や雪穂には哀れみは感じても同情を感じないのは勿論、嫌悪感がどんどん増していくのに毎回号泣させられるのはすごく不思議でした。出来れば二人が初めて笑顔を覚えたあの頃に返してあげて、悲劇でない本当に幸せな未来に生きさせてあげたいです。それと、雪穂のその後が見てみたいですね。どうか死ぬ間際には改心して欲しいものです・・・あ、でも改心したら亮司の愛した雪穂ではないですね(^-^;)

そして役者さん達もみんな頑張ってたなと思いました。一番良かったのは勿論武田鉄矢。最後の歩道橋のシーンでは本当に死んじゃうかと思いましたよ(^-^;) 笹垣の存在がどれだけ二人に恐怖を与え、そして亮司を救ったか。その深い人情と執念を物の見事に演じきってましたね。
主演の山田孝之は、隠し子騒動もありましたが(^-^;)若手では突出した演技力で物語に引き込んでくれたので、私としては全然影響なかったです。元々彼の私生活には興味ないですしね。石垣佑磨だったら影響アリアリですが(笑)
綾瀬はるかは、生き方の稚拙さ故に聖女になれない女性をよく演じていたと思います。彼女には憎しみさえ感じたので(笑)そう思わせるということは演技者として成功だったのではないかなと。次回作では明るくて素敵な女性を演じて欲しいですね。将来が楽しみな女優さんです(^-^)
最後に、柏原崇。ルックスだけは私の中でストライクの人。でももっとセリフ回しに深みがあればななんていつ見ても思います_| ̄|○ そう言えば彼も最近週刊誌をにぎわせていましたね。私にとっては良いニュースでしたが(爆)

白夜行公式サイト→http://www.tbs.co.jp/byakuyakou/

原作本:白夜行

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コメント

見損なってしまった最終回、よ~くわかって
うれしかったです~

やはり冒頭の二人の子役の演技があまりに
すごすぎて、
私は、ず~っとそのまんまきちゃいました。

チャンスがあったら、原作をじっくり読んでみたいですね。
笹垣は、そういう気持ちだったんですね。
捜査への執念だけかと・・・。

あと、図書館の司書、余貴美子も
好きな女優さんです~~

こんばんわっち
こちらでは、とってもおひさしぶりぶりです。

れいちゃんの文章、再び心の中でドラマ再現しながら読みました。
苗さん同様、あの子役たちに、かなり心奪われて
あやまった人生を過ごす事になった二人の幼い頃の出来事が何度も回想シーンででるたび
じわじわきてました。
子役の女の子、女王の教室にも出てましたね。

はるかちゃんもやまだくんもすんごくよかった。
なにより武田鉄矢すんごかったね。
海援隊だったってことはもう、ふっとんでるねっって
うちの娘も変な感動していました。

ちなみに余貴美子、私も大すきですーーー。

あ、なんかどこぞのBBSのような雰囲気ですね(^o^)
余さん、いいですよね。
ドラマ版「いま、会いにゆきます」でもとってもいい相談役でした。

苗さん>
やっぱり細かい部分は実際に見ないと分からないですよね。
それがドラマの良さであり、楽しみだったりして。
このドラマは多分、見る人によって読み取り方がだいぶ違ってくるのではないかと思います。
特に雪穂は純粋な聖女か、利己主義な悪女か
大きく評価の分かれるところかなと。
原作は全然別物みたいですね。
読んでみたいけど、まだその前に読まなきゃいけない本が山積み~。
しかも読んでない_| ̄|○

のりたま姉さん>
こちらでは超お久しぶりです(笑)
子役時代の映像、本当に涙が出ちゃいますよね(T-T)
やはり周囲の大人の責任って大きいなと思います。
子供が豊かな人生を歩めるように素地を作るのは
やはり親であり、周囲の大人ですものね。

武田鉄矢は金八先生もいいけど、素晴らしい役者なので
いろいろな役をもっと見てみたいなと思ったり。
今は大河ドラマにも出ていていい感じです♪
しかし娘さんは海援隊知ってるのですか~、、、
(私はよく知らないです・・・)
さすがのりたま姉さんの娘さんだわ(^-^;)
また書き込んでくださいね♪

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白夜行 最終話

『白夜の果て』 叫び声をあげながら笹垣(武田鉄矢)に飛びかかる亮司(山田孝之)。 ハサミは、亮司を交わそうとした笹垣の股に突き刺さる。 亮司はそれを抜き取り、再びハサミを振りあげる。 が、突然、意識が遠のきそうになる。青酸ガスを吸った中毒だった。 「便所に、

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