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『浅草ふくまる旅館』第十一話(最終話)/大吉のプロポーズ

2007-04-01 (Sun) 23:15[ 編集 ]
いよいよ最終回です。待望の続編製作も決定して、ファンには嬉しい最終回でした。

****************************************

乃梨子がふくまる旅館を訪れ、大吉に話があると言った。
その話はすぐに従業員達に広まる。

二人は座敷で話をした。
大吉は乃梨子に、工藤にこの旅館を出るよう言った事を話す。
その頃、ふくまる旅館に工藤の元部下である沖山が訪れていた。

夜。良夫と圭子は会社帰りに、六区通りを歩きながら話をした。
圭子「ママがね、もう大人なんだから好きにしていいって」
良夫「え?交際公認!?それってまずくねぇかな」
圭子「何が?」
良夫「だって、お前の母ちゃん反対してたじゃん。俺とは付き合うなって。
また裏で魂胆があるんじゃないか?」
圭子「娘が可愛いからじゃない?」
良夫「反対なら反対でもいいんだけどな。反対された方が燃えるっつーの、ははっ」
圭子「性格悪い!」

良夫がふくまる旅館に着くと、門の前で沖山が旅館の写真を撮っていた。
良夫「何してるんですか?」
沖山「あ、いや。別に」
そんな沖山を良夫は訝しげに見た。

良夫は帰宅して居間に入る。
良夫「ただ今」
大吉「お帰り。ご苦労さーん!」
良夫「どうしたの。ご機嫌じゃん」
はな「あのね、いつもの勘違い」
良夫「勘違い?」
大吉「違うよ」
はな「あのね、乃梨子さんは貴方に会いに来たんなくて、工藤さんに会いに来たのよ」
大吉「それはそうだけど、俺、聞いちゃったんだよ。元に戻るのは死んでもいやって」
良夫は座って言う。「どうして別れちゃったの?」
大吉「そんな事聞けねぇだろ」
はな「性格の不一致とか、嫁姑とか?」
大吉「そんなハードルはもう越えちゃってるよ。乃梨子さんは工藤さんに、
もう二度とこの店に来ないでくれって引導を渡しに来たんじゃないか?」
はな「違うんじゃないの?」
大吉「他に理由ねぇだろ」
はな「昔の歌にあるでしょ。別れても~♪」
大吉「好きな人~♪」
良夫「俺、その曲知らないんだけど」

沖山は厨房の様子を見に来たり、風間に工藤の事を尋ねたりした。
そんな沖山の様子を怪しむ従業員達。

染め奴がふくまる旅館にやって来た。
いなくなった工藤の行く先を風間に尋ねる染め奴。
しかし行方も連絡先も分からないと言われ、残念そうに帰った。

大吉は浅草神社で手を合わせる乃梨子を見かけ、声を掛けた。
一緒に歩きながら大吉は乃梨子に何故工藤と別れたのかと尋ねる。
乃梨子は「自分がいけなかった」と言う。

乃梨子の父親は横浜でフランス料理店を営んでいた。
ある日、再開発により店は立ち退きを迫られる。
思い出の詰まった店を立ち退く事を父は頑として拒んだ。
しかしその再開発プロジェクトは工藤の会社の仕事だった。
乃梨子に立ち退きを頼んでくれと言う工藤。
乃梨子は父に立ち退きを勧め、フランス料理店は無くなってしまう。
生き甲斐を無くした父は抜け殻のようになってしまい、二度と立ち直れなかった。
乃梨子はその事を悔やみ、工藤とも別れる事になった。
そして乃梨子は、やり直したくてこの浅草に来た・・・。

工藤はホテルリンクスに宿泊していた。
百瀬夫婦はその姿を見て、大吉が偵察に送り込んできたのだと誤解する。

百瀬の妻・克子がふくまる旅館に怒鳴りこんでくる。
克子は休戦協定を破棄する、良夫と圭子の交際も認めないと言う。
工藤を送り込んできたと怒る克子の言葉に従業員達は驚く。

大吉は変装をしてホテルリンクスのロビーで新聞を読んでいた。
百瀬がすぐに大吉に気付いて二人がもみ合っていると、そこに工藤が通りかかった。

大吉と工藤は隅田川の川辺で話をする。乃梨子に付きまとうなと言う大吉。
しかし工藤は言う。店ばかりでなく、その父まで心労で亡くさせたと。
父が立ち退き料を釣り上げようとしているとの悪い噂で乃梨子が苦しんでいると
工藤が彼女の父に詰め寄り、無理矢理判を押させたのだった。
工藤はその事を乃梨子に言えなかったと後悔していた。

夜。良夫は会社帰りに、ホテルから上司と一緒に出てくる圭子の姿を見た。
圭子が深々と挨拶をして上司はその場から去る。
良夫は圭子の帰り道に先回りし、意を決して圭子の前に歩み出た。
圭子「あら?」
良夫「軽く飲んだ帰り。そっちは?デート?」
圭子「約束してたから」
良夫は歩きながら圭子に言う。「お前さ、あんな奴が好みなの?」
圭子「何よ」
良夫「支店長だよ。最近よく会ってんだろ?」
圭子「へえ。気にしてたんだ」
良夫「騙されんなよ、おっさんに」
圭子「バーカ。転勤の話をしてたの」
良夫「転勤?」
圭子は甘えるように言う。「地元にいたいって頼んだの」
良夫は安心して嬉しそうに言う。
「そう。ははっ。やっぱ浅草だよな。な、これからカラオケに行かない?明日休みだし」
圭子と良夫は腕を組んで楽しそうに歩き出した。
その時、圭子が慌てて良夫の背中に隠れた。
目の前には、ホテルリンクスから出てきた克子と沖山の姿。
克子が挨拶をし、沖山はホテルを出ていった。
良夫はそれが旅館で写真を撮っていた男だと気付いて圭子に言った。
良夫「ごめん、カラオケ明日にしよう。じゃ」
圭子「ええっ!?」
沖山を追って歩き出す良夫。

沖山はふくまる旅館の勝手口の様子を伺っていた。
良夫「おい、あんた。何やってんだ!」
良夫は沖山に詰め寄り、その胸倉を掴む。
そこに橋爪巡査が通りかかって二人を止めた。
良夫は橋爪に言う。「こいつ、泥棒だ!」
沖山「私はここの客だ!」
驚く良夫。

居間で大吉は良夫に説教をする。良夫は面白く無さそうに肘を付いて聞いていた。
大吉「お客様を泥棒と間違えるなんて。お客様は家族だぞ?」
良夫「分かってるよ!あの男ね、夕べもうちの事探ってたの。
それにね、百瀬のホテルから出てきたんだよ。俺見たんだから!」
驚く大吉。「百瀬の?」
良夫「見たの!」
大吉「ええ!?」

大吉は沖山の部屋を訪れた。沖山に良夫の件を謝罪する大吉。
沖山は浅草の再開発の担当だといい、いくらならこの土地を譲るかと大吉に尋ねた。
ふくまる旅館への思いを語り、その気はないと言う大吉。
大吉は工藤の横浜の件を引き合いに出し、そのような仕事がしたいのかと尋ねる。
しかし沖山は、再開発する土地の人の暮らしを考えていた工藤が理想で、
彼のような仕事がしたいと言った。
大吉は乃梨子の父を工藤が追い詰めた、そのせいで離婚をしたと話す。
そんな馬鹿な、と言う沖山。

卒業旅行にきた若い女性達客がふくまる旅館を後にする。
良夫が女性客の荷物を持ち、階段を降りながら言う。
「浅草はもんじゃがいいんじゃですよ。もんじゃ。
”ひょうたん”ってお店が美味しいの」
風間が良夫に言う。「休日なのに悪いね」
良夫「時給高いですよ。はは」
大吉が客に言う。「いい思い出作って下さいね」
良夫は頭を下げて発つ客達に笑顔で手を振った。「ありがとうございました」
そこに、沖山も階段を降りてきた。
旅館を出る前に沖山は大吉に言う。
「昨日は、いい話を聞かせてもらいました」
風間はその言葉を聞き、休憩室に行って従業員達にこの旅館が無くなると話した。
しかしそこに大吉が来て、慌てて誤解を解く。

大吉は居間で、良夫とはなに相談をする。
良夫「どうしたの、改まって」
大吉「この旅館を継ぐ意志はないって、それに変わりはないか?」
良夫「・・・ああ」
大吉「圭子さんとは真剣な付き合いなんだろう?」
良夫「勿論。でも正直、先の事は分からない。僕も彼女も今の仕事で精一杯なんだ。
この旅館の事は、親父とおばさんの好きなようにやってって欲しいんだよ」
大吉「姉さんは?」
はな「ここは大吉さんとあやめが継いで切り盛りしてきた。
私はそのお手伝いが出来ればいいと思ってやって来たんだよ。
でも、私に気兼ねしないでよ。もし女将さんの候補がいるなら、遠慮はいらないよ。
あやめも分かってくれるって」
良夫「そうだよ、親父。まだ人生半分じゃない」

大吉は座敷で、招き猫を相手に乃梨子へのプロポーズの練習をした。
その様子を従業員達が冷ややかな顔で覗いていた。

翌日。
大吉はスーツを着て浅草寺に行った。
境内で手を合わせていると、隣に沖山が来て手を合わせた。

二人は歩きながら話をする。
工藤とは高校・大学と世話になったのだと言う沖山。
横浜の再開発の時も、沖山が責任者で工藤に義父を説得してくれと頼んだのだと言う。
再開発が遅れると役職を解かれるからと土下座をして頼む沖山。
それから半月後に乃梨子の父は立ち退きに応じた。
工藤は心配させまいと、家族が壊れた事を沖山に話してなかった。
工藤の真の姿を知り、驚く大吉。

大吉が”いずみや”に行くと、工藤が乃梨子と話していた。
父を追い詰めたのは自分だと乃梨子に謝る工藤に、大吉が割り込んで「それは違う」と言う。
沖山を救いたかった事を何故隠すのかと言う大吉の言葉に驚く乃梨子。
大吉「学生時代に育んだ友情を守ろうとしたんでしょう。
乃梨子さんのお父さんを追い込んだのは自分だと責めて、その全責任を負ったんでしょう。
だから、自分の持てるもの全てを捨てたんでしょう。もうそれで充分じゃないですか」
乃梨子は工藤に言う。
「浅草に来て、皆から元気をもらった。
常連のお客さんや大吉さんがいっぱい元気をくれたの。
やり直せるような気がする。だから心配しないで」

ホテルリンクスの社長室。
沖山は百瀬夫妻に、再開発から手を引くと告げた。
沖山「私は大事な事を忘れていました。先輩との友情です」
慌てて何とかしろと言う克子に、百瀬は怒鳴り付ける。
「いい加減にしろ!俺はお前の操り人形じゃないんだ!」

夕方。
良夫と圭子はたこ焼きを買って隅田川の川辺でデートをした。
圭子「おじさんが失恋!?」
良夫はたこ焼きを頬張りながら言う。
「あの年でやるよね。ファイトあるわ。ははは」
圭子「落ち込んでるんじゃない?」
良夫「立ち直りは早いんだよね」
圭子「貴方も、お父さん似だといいね」
良夫「え?それどういう意味?ふられても落ち込むなって事?」
圭子「仕事につまづいてもめげるなって事」
良夫「なるほどね。あー、俺達も就職二年目か。
後輩も出来る事だし、うかうかしてらんねぇよ」
圭子「私達も、一からやり直しましょ」
良夫「やり直します!はい、あーん」
たこ焼きを圭子の口に入れてあげ、その食べっぷりを見て良夫は言う。
「お、いいねぇ」
圭子「美味しい!」

三日後。

ふくまる旅館を乃梨子と工藤が訪れた。
大吉と従業員達に、もう一度故郷で一緒やり直すと報告する二人。
大吉はちょっと残念そうに笑う。
そこに染め奴がやって来て、二人の姿にショックを受けた。
工藤と乃梨子は、店じまいをするので今晩皆で店に来てくれと言い、
幸せそうに帰っていった。

その夜、ふくまる旅館の従業員達が”いずみや”を訪れた。
良夫と圭子、沖山や染め奴。そして常連客たちも交え、工藤と乃梨子の為に一本締めをする。
乃梨子は大吉に言う。「大吉さん、やっぱり大吉だったわ」

****************************************

大吉「また今年の10月にお会いしましょう」
と言うことで、秋には続編が放映されるようですね。嬉しい♪♪

良夫君と圭子ちゃんの仲は、全然進展しませんでしたね(^-^;)
でもシリーズが進むごとに、結婚したり子供が出来たりして
一緒にふくまる旅館を継げればいいな、なんて思います。


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