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池田理代子さんを読み倒す。(3)初期の短篇5本

2005-10-30 (Sun) 20:26[ 編集 ]
デビュー年の1968年(昭和43年)から1970年(昭和45年)頃までの作品を5本紹介します。この頃の作品で特徴的なのは、短いお話の中に一つのテーマが組み込まれていて読み手の少女に必ず一つのキラキラ光る星を手渡すような優しい作品であることです。絵柄も優しく、自分の子供にも読ませたいなと思える良い作品ばかりです(^^)

『ローラの初恋』
8歳のローラは偶然出会った青年ヘルマンに恋をします。恋を叶えるために魔法使いのおばあさんにお願いして3日間だけ16歳になれたローラ。しかしローラの姉リディアがヘルマンに恋をしていることを知り・・・。
おませなローラがとっても可愛いメルヘン作品。その元気な姿は、後に発表される「ベルサイユのばら外伝」の天才少女ル・ルーちゃんを彷彿とさせます。

『フランチェスカの肖像』週刊マーガレット・昭和44年2月16日6・7号~3月2日9号掲載
世間知らずな領主の娘フランチェスカは、恋人である使用人のレオを手助けするために母親の大事な宝石を盗んでしまう。しかし疑いをかけられたレオの祖父が領主に殺されてしまい、領主と宝石を盗んだ真犯人に復讐を誓ったレオは医者に姿を替えて10年後に再びフランチェスカの家を訪れる・・・。
田園物語という点では理代子先生の得意分野と言えますが、このお話を描くにはちょっとページ数不足の感があり。ラストのレオの苦悩、そしてフランチェスカへの愛への葛藤が描かれると良かったなと思います。

『初恋物語』週刊マーガレット・昭和44年7月20日29号掲載
小学6年生の須藤のクラスの担当は、大学を出たばかりの美人教師千早先生。千早先生のあたたかさに須藤は魅かれるが、先生には婚約者がいて・・・。
こちらは男の子&クラス全員が少し大人になる話。私も子供の頃にこれを読んで、須藤くんやクラスの女子達の気持ちと自分の気持ちが連動していたことを思い出しました。

『カンタベリーの夏』週刊マーガレット・昭和44年8月10日32号掲載
毎年カンタベリーのキャロル宅を訪れるサミエルとジョアンナ兄妹。キャロルは秘かにサミエルに想いを寄せるが、サミエルは森で不思議な美少女オリビアに魅入られてしまい・・・。
ミステリアスな夏の出来事を描いた短篇。こちらも田園物語です。

『朝は6時30分』週刊マーガレット・昭和45年8月16日33号掲載
中学3年生の奈々子は早朝マラソン中に大学4年生の真吾と出会う。兄を慕うように真吾を想う奈々子だが、偶然真吾に迫る女性の姿を見てしまい・・・。
大人の世界を初めて意識し、少女から大人へと成長する奈々子が生き生きと描かれています。

以上の5作品は「池田理代子全短篇集Ⅱ愛蔵版/白いエグモント」でどうぞ(^-^)

○1969年の出来事(ウィキペディアより)
NHK-FM本放送開始
アポロ11号、人類初の月面有人着陸成功
三島由紀夫「春の雪」発表
藤子不二雄「ドラえもん」連載開始
アニメ「ひみつのアッコちゃん」「タイガーマスク」「アタック№1」「サザエさん」放送開始

○1970年の出来事(ウィキペディアより)
日本万国博覧会(大阪万博)開催
よど号ハイジャック事件発生
三島由紀夫、市谷の自衛隊東部方面総監部にて割腹自殺

短篇5本(白いエグモントより)


※こちらの収録本は現在入手困難ですが、
古本ならAmazonで安価にて入手できることがあります。
検索結果です(^-^)→白いエグモント(池田理代子全短篇)

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