スポンサーサイト

-------- (--) --:--[ 編集 ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『浅草ふくまる旅館』第八話/流し雛と義理の母

2007-03-04 (Sun) 23:30[ 編集 ]
この良夫君中心実況もあと1/3になりました・・・。
3月に入って一段と暖かくなりましたね。小春日和には浅草に行きたくなります。

****************************************

大吉は浅草旅館観光組合の会長・奈津子から、百瀬の妻が浅草再開発と称して
ふくまる旅館の乗っ取りを計画していることを聞かされた。

大吉がふくまる旅館に戻ると、枝里の息子・晃が訪ねて来た。
写真家である彼は、浅草の流し雛の取材をしに来たのだという。

翌朝。晃が小さい女の子・由紀の手を引いて、取材の間預かってくれと枝里に言う。
枝里は大吉に旅館で預かってくれないかと頼んだ。
二つ返事で受け入れる大吉。
由紀は甲斐甲斐しく旅館の仕事を手伝う。

大吉は晃を”いずみや”に連れて行った。
晃の撮った写真のアルバムの中に、大吉は看護師姿の女性の姿の写真を見つけた。

良夫と圭子は、会社帰りに公園のベンチで缶コーヒーを飲んでいた。
良夫「明日の夜空いてる?美味しいお店見つけたんだ。圭子お汁粉好きだったよね」
圭子「甘いもので吊ろうなんて甘いわね」
良夫「何言ってるんだよ。気持ちは変わらないって確認しあったろう?」
圭子は笑顔で立ち上がり、両手で良夫の頬を包んで言う。
「ママの見張りは厳しいけれど、何とかするわ」
嬉しそうな笑顔を見せて良夫は圭子の缶コーヒーに口を付ける。
「間接キス、間接キスだよ」

ふくまる旅館を香織という女性が訪れる。
しかしあいにくの満室で、丁度居合わせた百瀬が自分のホテルへと香織を案内した。
香織が行ってしまうと、大吉は彼女が晃の持っていた写真の女性だと気付いた。

美穂はオーストラリアに留学したいとはなに相談する。
しかし、大吉と旅館が心配だから、大吉にはまだ話さないでと美穂は言う。

大吉が”いずみや”で飲んでいると、百瀬の妻がやって来た。
旅館の乗っ取りを計画している事で言い合う大吉と百瀬の妻。

翌日。枝里は晃が結婚するから相手に合わせたいと言ってきたと大吉に言う。
心の準備が出来てないから一緒に来てくれと大吉に頼む枝里。

ホテルのレストランに大吉は枝里と共にやってきた。
晃の恋人・博子を含め、歓談は良い雰囲気で進んだ。

良夫が帰宅してロビーで大吉に言う。
「親父、枝里さんの息子さんの結婚相手に会ったんだって?」
大吉はソファで新聞を読みながら言う。
「次はお前の番だな」
良夫「またその話かよ」
そこに染め奴が来た。「こんばんわ」
良夫「おお、染田。どうしたの」
染め奴は良夫と腕を組んで言う。
「いた。ちょっと良夫くん!全然電話もくれないんだもん。寂しくて来ちゃった」
良夫「おいおいおい、よせよ親父の前で」
大吉「いいよいいよその位。せがれがもててるのは気持ちいいよ」
良夫は嬉しそうに笑顔で言う。「はは。そう」
大吉「ただな、もうちょっと女性には優しく。ついでに染め奴姉さんに結婚してもらえ」
喜ぶ染め奴。「きゃっ!」
良夫「何言ってんだよ馬鹿らしいなぁ!」
染め奴の腕を振り払う良夫。
染め奴「ちょっと馬鹿らしいって何よ!」
良夫「あのね、親父。俺の結婚には口出ししないでくれ!」
その時、良夫の携帯が鳴った。携帯の表示をみて良夫は叫ぶ。
「やべ!お汁粉忘れてた!!」
慌てて裏口から飛び出していく良夫。

和風喫茶”鉢の木”の前に良夫は駆けて来た。
怒っている圭子に良夫は言う。「ごめんね、遅くなって」
圭子「お店、終わっちゃったわよ。返るわ」
歩き出す圭子を止めて良夫は言う。
「ごめんね、親父がまたやっかい事持ちこんでさ」
圭子は良夫のコートの匂いに顔をしかめる。「・・・女の匂い」
良夫「えっ?」
圭子「・・・浮気、してたのね。染め奴の香水ね!」
良夫「誤解です」
プリプリと怒って歩き出す圭子。
良夫「おい!」

ロビーで大吉と由紀が遊んでいると、そこに晃と博子がやって来た。
博子に駆け寄って由紀は言う。「ママ、お帰り!」
驚く枝里に、博子はバツイチだと晃が説明をした。
しかし枝里は「うまくいくとは思えない」と突然反対をする。

博子の前の夫は賭け事で借金を作って出て行った。
博子は一人で懸命に由紀を育ててきた。
自分も離婚しているじゃないかと枝里に言う晃。
しかし枝里は言う。「私は再婚なんかしない」

翌日。晃と博子、そして由紀が旅館を後にする。
枝里は一言も言葉を発しない。大吉はそんな枝里を心配する。
従業員達も口を揃えて「今時バツイチなんて当たり前だ」と言う。
しかし枝里は頑として譲らない。

流し雛を見に、隅田川に沢山の観光客が集まってきた。
その中に悲しそうな顔の香織がいた。

枝里を心配する大吉に、はなは「自分の娘の心配をしろ」と言う。
その言葉を気にした大吉がはなを問い詰めようとすると、玄関から由紀の声がした。

由紀は玄関に一人、寂しそうに立っていた。
由紀は大吉に、枝里に渡すようにと言って折り紙のお雛様を預けて帰る。

晃は流し雛の写真を撮っていた。そこに由紀が帰って来る。
三人はどこか寂しそうな表情。

大吉は休憩中の枝里に、由紀のお雛様を手渡す。
晃を見送りにいってやってくれと言う大吉。
枝里は言う。「怖いんです、由紀ちゃんが不幸になるんじゃないかって」

枝里はかつて娘のいる男と結婚し、本当の母親になろうと努力した。
しかし数年後晃が生まれると、娘に「晃の方が可愛いんでしょ」
と比べられるようになったと言う。
そして娘が高校生だったある日、朝方に帰ってきた娘を枝里が叱ると
「本当の娘じゃないのに心配したふりなんかしないで」と言われてしまう。
思わず枝里は娘を叩いてしまい、それが原因でぎくしゃくし始め
娘は家を出てしまった。
姑に責められて夫婦仲も上手くいかなくなり、枝里は晃を連れて家を出た。

晃の子供が出来た時、由紀に同じ思いをさせたくないという枝里。
それ以来娘とは音信不通で、看護師をしているとしか聞いていないと枝里は言う。
大吉はそれを聞いて、晃の持っていた写真を思い出した。

浅草から出て行こうとしていた晃達三人を、影向堂の前で大吉が呼び止めた。
晃は枝里に合わせたくて香織を浅草に呼んだのだという。
しかし香織からは「行けないかもしれない」と返事が来たと晃は言う。
大吉は百瀬のホテルに電話を入れた。
香織にふくまる旅館に来る様、大吉は百瀬に伝言させる。

ロビーに従業員達が集まった。枝里は由紀のお雛様を眺めている。
そこに晃達と香織を連れて大吉が帰って来た。驚く枝里。
香織は深く頭を下げて言う。「お母さん、お久しぶりです」

大吉達は広間で話をする。
大吉は枝里に、息子さんや娘さんが会いに来た意味を確かめて欲しいと言う。
晃が、香織は枝里の事を心残りに思っていて自分に連絡をしてきたから
どうしても会って欲しかったと言う。
香織「大人になってやっとお母さんの気持ちが分かったんです。
私の頬を叩いてくれたのは、本当のお母さんだから。
本当に心配してくれたんだって」
枝里「なんで言ってくれなかったのよ」
晃「お袋に会ったことを言ったら、元気なのが分かったらそれでいいって」
最初は恨んでいた。優しくされればされるほど、本当の子供でない自分が
寂しかったと言う香織。ごめんね、と泣く香織。
大吉「繋がってたんだよ。血が繋がってなくたって親子の縁。家族の縁。
あんたは立派にお母さんやってたんだよ。その思いがちゃんと伝わってたんだよ」
咽び泣く枝里。
晃「俺達、お袋に認めて欲しかったんだよ。家族でいる事。
俺も、博子も、姉ちゃんも。だから会いに来たんだよ」
枝里は泣きながら言う。「ごめんね、ひどい事言って・・・」
由紀が枝里に駆け寄って言う。「泣かないで」
枝里は由紀を抱き締めて謝った。
そして枝里は博子に言う。「許してね」

枝里は隅田川に行き、由紀にお雛様を流させた。
晃は大吉に言う。「由紀のいい父になれるよう頑張ります」

大吉が旅館に戻ると、居間で美穂が留学の資料を眺めていた。
大吉は美穂に言う。「姉さんから聞いた。行ってこい」
驚く美穂。
大吉「お父さんと旅館が心配なんだって?
でも一生懸命運動して痩せるし、旅館も盛り上げていくから。
自分の可能性をさ、向こうで追求してこいよ。がんばれよ」
その様子を廊下で聞いていたはなが安堵する。

その夜、大吉は美穂と良夫を”いずみや”に連れていった。
乾杯して美穂は言う。
「一生懸命勉強して、国際的な経営学をこのふくまる旅館に取り入れます」
良夫「お!いいなぁオーストラリア。外国人の恋人が出来ちゃったりして」
大吉「絶対そんなのだめだからな」
美穂「国際結婚か。楽しくなりそう」
心配する大吉。

****************************************

○今日の「ふくまる浅草Map」

『隅田川』





西暦628年。地元の漁師である檜前竹成と浜成の兄弟が、
聖観世音菩薩を網で引き上げたことが浅草寺の紀元となりました。

****************************************

圭子ちゃんのツンデレにデレデレの良夫君。いいカップルですよね(^-^)
良夫君が「美味しいお汁粉のお店」と言っていた
「和風喫茶 鉢の木」は新仲見世通りにあるそうです。
機会があったら行ってお汁粉を食べてみようと思います(^o^)

※そう言えば、3/12の放映に某大注目の若手俳優さんが
出演するという噂が・・・。時間の予告が楽しみ!

※確定です。「美しい罠」のダークヒーロー沢木槐こと高杉瑞穂、
クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!佑磨君との絡み希望♪♪

関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

『ラブレター 蒼恋歌』DVD発売

2007-03-02 (Fri) 00:00[ 編集 ]

予約しておいた、映画『ラブレター 蒼恋歌』のDVDが届きました♪
発売日は明日なのですが一日早く届いて嬉しい~(^o^)
主演は石垣佑磨君。脚本に松枝佳紀さん。
共演に渡来敏之さん、と私のお気に入りの人達が携わっています。
瑞々しくて切ない空気感が素敵な映画ですので、是非見てみて下さいー♪


楽天ブックス:ラブレター 蒼恋歌
Amazon:ラブレター 蒼恋歌

『浅草ふくまる旅館』第七話/夫婦漫才の復活!?

2007-02-24 (Sat) 11:20[ 編集 ]
気が付くともう、折り返し地点を過ぎていました。終わってしまうのが寂しいです(>_<)

****************************************

大吉が「浅草文化フェスティバル」の実行委員長になった。
忙しくなる大吉の代わりに一週間の間、風間がふくまる旅館の主人代行になる事に。
休憩室でちらしを見る従業員達、そして美穂と良夫。
ちらしを手に取った良夫に美穂が言う。
「本当はお兄ちゃんがやらなきゃいけないのよね?」
良夫「いいんだよ、俺は。旅館を継ぐ気は無いんだから」
美穂「でもこのままじゃ風間さんがこの旅館を継ぐ事になるわよ」
良夫「むしろ俺には喜ばしい事だよ」

風間は張り切って主人代行の仕事をする。
掃除マニュアルを作ったり、お茶や食材の経費を抑えたり。
しかし管轄外の仕事に口を出す風間に従業員達は苛々した。

大吉が通りを歩いていると、白人女性達にフランス語で話しかけられた。
困っているところに、工藤という男が助け舟を出した。
工藤が観光旅行中だと聞き、ふくまる旅館の名刺を渡す大吉。

厨房で賄い飯にまで口を出す風間に、頭に来た瀬古が殴りかかろうとした。
良夫と美穂が駆けつけたとき、急に風間は倒れてしまった。

良夫が休憩室に風間を連れて行き、美穂が敷いた布団に風間を寝かせた。
風間は主人代行で緊張して前日から食事を取っていなかったらしい。
休憩室から出てきた良夫達に従業員達が風間の様子を尋ねる。
良夫「寝てるよ。そのうち目を覚ますさ」
そこに大吉が帰って来た。
大吉は皆に言う。「風間に会わせたい人がいるんだよ」
入って来たのは、美里という女性。

風間が目を覚ました時、部屋の扉を誰かが叩いた。
美里を見て驚く風間。

風間は昔、漫才師をしていた。美里は風間の師匠の娘だった。
二人は兄弟弟子でコンビを組んでいて、
今エアギターの第一人者として有名な紺野とも兄弟弟子だという。
紺野と美里は結婚し、漫才師として芽の出なかった風間はふくまる旅館に来たと
大吉は良夫と美穂、そして枝里と瀬古に居間で話した。
その後、結婚をした後は美里は舞台に上がらなくなった。そして二人は離婚をし・・・。

美里は風間に話す。大吉に浅草文化フェスティバルで漫才をしてくれと言われたと。
そして美里は、相方を風間にとお願いする。大吉も了承しているからと。

ふくまる旅館に工藤が来た。一週間ほど泊まりたいという工藤を、
たま子と真美は嬉しそうに迎えた。

居間。
風間までフェスティバルに連れて行かれると知って旅館を心配する従業員達。
しかし大吉は風間の芸人としての夢を捨て切れてない思いに気付き、
皆に応援してやってくれと言う。

ほどなくして、風間と美里が隅田川のほとりで漫才の練習する姿が見えた。

フェスティバルの準備をする大吉。
事務室で百瀬が、何で大吉が委員長で俺が副委員長なんだと愚痴を言う。
書類を作る染め奴に、大吉は「あなたみたいな人がうちの嫁に来て
旅館を継いでくれたら」と言う。それを聞いて驚く百瀬。
染め奴は言う。「私から良夫くんにプロポーズしちゃってもいいんですね?」
大吉「しちゃってね。ね。良夫って気が弱いとこがあるからさ」
すっかりその気になってしまう染め奴。
慌てて百瀬は妻に電話をする。

良夫が仕事を終えて帰宅した。居間でははなと美穂、そして瀬古が
人手の足り無くなった旅館の業務の手分けの仕方を話し合っていた。
はな「良夫、明日休みだよね。うち手伝ってくれない?」
良夫「そ、それは・・・」
美穂「大丈夫。はなからあてにしてないから」
良夫は話し合っているはなをつついて言う。
「あの・・・もし、このまま風間さんが帰って来なかったら、
俺、旅館継いでも・・・聞いてる?」
はな「あ、ごめん。何?」
良夫「もういい!何でもない」

翌日。隅田公園で圭子と一緒に歩きながら考え事をしている良夫。
圭子「どうしたの」
良夫「ん?ちょっとね」
圭子「心配事?」
良夫「んー?やっぱさ、俺、ふくまる旅館を継ぐべきなのかなぁと思ってさ」
圭子「やっぱり?あなたが染め奴さんと結婚するって本当だったのね」
驚く良夫。「ちょっと待って。俺そんな話知らないよ?何かの間違いだって」
圭子「もういい!」
怒って帰ろうとする圭子を追いかける良夫。
良夫が圭子の腕を取った時、染め奴が歩いてきて声を掛けた。「良夫くん?」
良夫「ちょうど良かった!こいつね、俺とお前が結婚して
ふくまる旅館を継ぐとか言っているんだよ。何かの間違いだと説明してくれ!」
染め奴は笑顔で良夫と腕を組む。
染め奴「もう聞かれちゃったの?そうよ。
ふくまる旅館は私と良夫君が継ぐ事になりましたのでよろしくね」
良夫「何言ってんだよ!」
ごめんね、と言った良夫をひっぱたいて圭子は歩き出す。「嘘つき!」
良夫「ちょっと待てよ!お前だってお見合いしたじゃねぇかよ!」
染め奴「もうほっときなさいよ」
良夫「うるさいこの馬鹿!」
染め奴「馬鹿ぁ!?馬鹿って何よ!」
良夫「馬鹿だから馬鹿って言ってんじゃねぇか!冗談にもほどがあるだろ!!
あー、とりあえず後でちゃんと説明してもらうからな!」
圭子を追いかける良夫。「ちょっと待ってー!」
染め奴「この大馬鹿野郎!」

フェスティバルの前々日。
風間と美里は”いずみや”で飲んだ。上手く行かない風間を励ます美里。
また昔のように紺野と三人で飲みたいという風間に、
美里は「あの人の顔なんか見たくも無い」と言う。
しかし、酔って寝てしまった美里は紺野の名前を呼んで涙を流していた。

風間は紺野に会いに行く。マンションの前で紺野を捕まえ、風間は頭を下げて
美里とコンビを組むように頼む。しかし紺野は「あいつにはお前がいる」と断った。
風間は言う。「せっかく美里がやる気になったのに俺では足を引っ張ってしまう」。
美里は本当は紺野に戻ってきて欲しいと思っている事、
美里が自分と組んでフェスティバルに出る事を知っているのは
紺野も美里を気にしているからだという事を風間は紺野に言った。
しかし紺野は部屋に帰ってしまう。

翌朝。
大吉が泊まり込んで仕事をしていた観光組合の建物の前で、風間は酔って寝ていた。
朝早くそれに気付いた大吉は、風間を中に入れて話を聞く。

5年前。美里の父親である師匠が病気で亡くなって四十九日が過ぎた後、
紺野はピンでTVに出ると風間に告げた。
紺野は言う。喋りは圧倒的に美里の方が上手いが、美里は自分に遠慮して
喋りが小さくなっている。だから一人になって腕を上げたいと。
美里は承知していないが、芸人だから俺の気持ちを分かってくれると言う紺野。
しかしほどなくして紺野は美里に離婚を告げられた。
「美里をよろしく頼む」と風間に言う紺野・・・。

大吉は風間に言う。「お前、今でも美里ちゃんのことを・・・」
風間「好きですね。もう、ずっと好きですね。だから幸せになって欲しいですよ」

大吉は紺野を呼び出し、隅田川のほとりで稽古をする風間と美里の姿をこっそり見せた。
大吉「芸も生き方も本当に不器用なんだよね、あの風間は。
でもそこが好きなんだよね。一生懸命さが伝わって来てさ。
芸も生き方も器用すぎちゃうとさ、なかなか一生懸命さが伝わって来ないよね」
紺野「誰の事を言ってるんだか」
大吉「芸の喋りが達者になると、本音の喋りが下手になる。
紺野さんさ、5年前、美里ちゃんにちゃんと本音で喋ったかい?」
紺野「浅草名物、大さんのおせっかいか」
歩き出す紺野に大吉は言う。「明日3時だからね」

浅草文化フェスティバル当日。
街には沢山の人達が集まり、芸人達の芸を楽しんでいた。

浅草公会堂。楽屋で出番だから行こうという美里に、
風間は緊張しながら「一人になりたいから先に行ってて」と言う。
美里が部屋を出て行くと、入れ替わりに大吉がやって来た。

美里達の登場を告げるアナウンスが聞こえる。
風間が来ない事を心配していた美里は、袖に来た大吉に舞台に出るように促された。
心配そうに一人で舞台に立つ美里。5年ぶりに舞台に立つ美里を観客達が拍手で迎えた。
その時、袖から紺野が出てきた。驚く美里。
しかし徐々に二人の漫才が波に乗り、客の笑いに拍車が掛かる。
その様子をモニターで見て、嬉しそうに涙を流す風間。

舞台を終えて袖に戻ると、紺野は美里に言う。
「お前と漫才やってる時が一番楽しい。お前はどうだ?正直に聞かせてくれ。
俺はお前とずっと漫才をやって行きたい。だから頼む。また俺とコンビを組んでくれ」
美里「・・・また離れたりしないよね?」
紺野「大丈夫。心配するな」
抱き締め合う二人。

大吉は楽屋で風間に言う。「これで良かったのか?」
風間「良かったに決まってるでしょ。あの二人にとって。勿論、俺にとっても」

夜。大吉は風間を舞台の袖に連れて行った。そこでは美里が一人で待っていた。
真っ暗な客席を前に、二人は舞台で練習した漫才を演じた。
せりふを間違えながらも一生懸命漫才をする風間。
漫才を終えると、客席から拍手が起こった。
灯りが点くと、客席にはふくまる旅館の従業員達。
風間は礼をして言う。「やっぱり俺は芸人には向いてないですね」
枝里「いや、面白かったわよ!でも風間さんには番頭が一番似合ってる」
はな「気にしないで戻っておいでよ」
良夫と美穂、そして従業員達全員が笑顔で立ち上がった。
涙ながらに風間が大きな声で言う。
「これを持ちまして風間敏治の芸人人生、正真正銘の幕引きでございます!
そして、ふくまる旅館番頭・風間敏治をこれからもよろしくお願い致します」
深く頭を下げる風間。
大吉の音頭で一本締めが行われる。紺野も大きな拍手を送った。
風間は美里の手を取って言う。「ありがとう。本当にありがとう」
美里「こちらこそありがとう」
拍手をしながら良夫がつぶやく。
「あーあ。せっかく継ぐ気になったのにな」
美穂「ん?何か言った」
良夫「ううん。何でもない。何でも」

フェスティバルを無事に終え、”いずみや”で打ち上げをする大吉達。
そこに工藤が入って来た。工藤の顔を見て驚く乃梨子。
二人の様子を見て戸惑う大吉・・・。

****************************************

○今日の「ふくまる浅草Map」

『浅草演芸ホール』



浅草演芸ホールが誕生したのは、東京オリンピックが開催された昭和39年の夏でした。
併設する東洋館では、都内唯一のいろもの寄席で、様々なジャンルの演劇が楽しめます。

****************************************

良夫君が旅館を継ぐ気になってきたみたいですね(^-^)
でも、そうなると圭子との恋の行方は・・・?
染め奴が一方的に入っての三角関係も楽しいですよね!

・・・最近、ちょっと佑磨君の顔を見ると悲しくなる私です。
握手会とかサイン会とか、何かイベントがないものかと。
会いたかったなぁ(ぼそ)


関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

『浅草ふくまる旅館』第六話/昔の恋人あらわる

2007-02-16 (Fri) 11:29[ 編集 ]
月曜日は週の初めですので、録画を見るので精一杯です。
週末にもう一度見るのが最近の楽しみです(^-^)
という訳でアップが遅いですが、趣味でしている事なのでご容赦を。
****************************************

最近、はなが厳しくて五月蝿いと従業員達は不満を洩らす。
女を捨てたのかなと言う従業員達に大吉は困り顔。

新雑誌のフリーペーパー「浅草通信」の発行説明会に大吉とはなが顔を出すと、
そこで説明をしていたのははなの学生時代の恋人・岡本。
岡本は昔、突然はなの前から姿を消していたのだった。
何故浅草を選んだのかと尋ねるはなに、岡本は「君の生まれ育った町だから」と言う。
はなは「格安で泊めるから」と岡本をふくまる旅館に連れてくる。
思わぬ再会に心躍るはな。

仕事帰りに並木道を寄り添って歩く良夫と圭子。
圭子「どっかよってく?」
良夫「今日はどうしようかなぁ~。俺の気分次第だな~」
そこに、一代の車が止まっていた。仲から圭子の母が二人を睨んでいる。
良夫「げっ!!!」
圭子の母に背を向けてあたふたする良夫。
圭子「ママ!」
圭子の母は車から出てきて良夫を指差して叫ぶ。
「福丸の息子や!息子息子!」
走って逃げる良夫。それを追おうとする母を圭子が止めた。
母「圭子、あんたに話があるんや。中に入り!」

人が変わったように従業員に優しくなるはな。
はなはいつも一つに束ねていた髪を女性らしく下ろし、
岡本と共に浅草通信を近所に宣伝して回った。

従業員達は、はなと岡本の間柄を詮索していた。
そこに、はなと親友で同級生の旅館観光組合会長・奈津子がやって来ると、
従業員達と大吉はこぞって二人の関係を尋ねた。

はなと岡本は、大学時代に文学を通じて知り合ったのだった。
卒業後、岡本は文学雑誌の編集長になった。二人は真剣に交際していたと言う。
はなにとって、一世一代の恋だった。

しかし岡本の立ち上げた出版社が経営難に陥り、はなにまで金を借りたという。
そして岡本は逃げてしまい・・・何年も、何年もはなは岡本を信じて待った。
ついに岡本は戻らず、はなは誰とも結婚せずに今に至る。

浅草神社で手を合わせる岡本とはな。
「あのとき俺は卑怯だった」と言い出す岡本に、
はなは話を遮るように浅草通信の進行具合を尋ねる。
岡本「上手く行ってるよ。これが成功したら、俺は、はなちゃんに・・・」
はなの心が躍る。

その日の夜、福丸家の居間。
良夫が茶碗を食卓に並べながら言う。
「けどさ、大丈夫かね。前あの人失敗して逃げてるんでしょ。
また逃げるんじゃないの、失敗したら」
大吉「人間なら挫折なんで誰にでもあるでしょ。俺は信じてるけどな」
良夫「けどさ、雑誌が成功したら」
美穂「はなおばさん喜ぶわ」
良夫「ううん、そういう事じゃなくて。このままで済むかなぁ」
大吉「どういう事」
良夫「はなおばさん、熱あげてぴったりとくっついてるんだろ?結婚かもよ」
大吉「結婚?!」
美穂「あり得るかも」
良夫「だろ?似合うかねぇ、あの年でウェディングドレスが」
大吉「いや、そういう問題じゃなくてさ」
良夫「え?」
大吉「えぇ?」
美穂「え?」
そこにはなが帰って来た。
笑顔で居間に入ってはなは言う。「良夫くん帰ってたの?」
良夫「帰ってたよぉ」
はなは嬉しそうに言う。
「いろいろあって疲れちゃったよ。岡本さん、口下手だから私が説明役なのよ。
女房役って慣れないからさ」
大吉「女房役って、そこまで行ってるの?」
美穂「お父さん、考えすぎ」
良夫「はなおばさん。若い頃、岡本さんと結婚の夢を持って・・・」
その時、大吉が良夫を押さえ込んだ。
良夫は足をバタバタさせて言う。「重い重い重い!」
はな「何やってんのよ!」
大吉は良夫の上から体をどけて言う。
「お前おかしいよ!」
良夫「何が?!」
大吉「結婚結婚って、言い過ぎるよ」
良夫「言ってないよ!」
美穂「ご飯にしよう、ご飯に」
食卓について落ち着くとはなはつぶやいた。
「結婚。・・・いい言葉だよね。貧しい場所で二人でやり繰りか。
そういう苦労も楽しいわよね、二人なら」
驚いてはなを見つめる三人。
はな「でもふくまるの事も放っておけないしなぁ。二足の草鞋か。
履けない事ないわよね、うん」
幸せそうに一人でぶつぶつ言っているはなを見て、大吉は心の中でつぶやいた。
「・・・マジだ」
その様子を廊下から覗いていた従業員達も吃驚する。

”いずみや”で大吉は、百瀬が岡本に多額の資金提供をしていると言う噂を聞いた。
自分のホテルを紹介してもらう為、協賛金の名目で金を渡していると。

翌日、大都旅行。
良夫は圭子相手につぶやく。
「急におばさんが女に見えてきちゃって。結婚だってよ。えらいことだぞ、これ」
じっと良夫を見つめる圭子に良夫は尋ねる。
「どうかした?」
圭子「おばさんが結婚するなら、前に片付けちゃったほうがいいと思うの。別のカップル」
良夫「ん?どのカップル?」
圭子「私達」
良夫「それ、少し気が早過ぎ」
圭子「でもないと思う。・・・私、お見合いすることになっちゃって」
良夫は大声をあげる。「えー!!マジ?!」
圭子「相手は超リッチな会社の二代目。車はフェラーリ」
良夫「お前な、俺と言う男がいながらそれはないだろう」
圭子「じゃ、ちゃんとプロポーズして」
良夫は思わず立ち上がる。「プ、プロポーズ!?」
その声がフロア中に響き、仕事中の同僚達が振り返った。
気まずそうに座った良夫に圭子はじりじりと詰め寄って言う。
「パパとママに付き合ってるって宣言して」
良夫「お前んちの親と俺んちの親は・・・」
圭子「そんなの関係ないでしょう!」
良夫「声がデカいよ!とにかく、お見合いなんて断れ!」
圭子「分からない?パパとママの陰謀なのよ。私達の仲を裂くための」
良夫「だから、、、」
そこに染め奴が来て良夫に声を掛けた。。
「良夫くーん!海外ツアー、紹介して」
良夫「元気いいね。行くの?」
染め奴「そう!良夫くんとね。行かない?」
ニヤニヤと笑う良夫の耳たぶを引っ張って圭子が耳元で言う。
「はっきりして。みんなに」
誤魔化すように笑う良夫の足を、圭子はヒールで思い切り踏みつけて言った。
「お見合い、受けるわ」

岡本は印刷会社に行き、今度の雑誌は大丈夫だからと社長に印刷を頼み込んでいた。
しかし社長は「信用できない」と一蹴する。

染め奴は芸者仲間と競馬に行く途中、街中で岡本と会った。
染め奴が競馬に誘うと、嬉しそうに岡本はその誘いに乗った。
しかし突然、岡本は警察と男に取り押さえられそうになってしまう。
そこに大吉が通りかかるが、岡本は逃げてしまった。

大吉は派出所に行って岡本を取り押さえようとした男・水上の話を聞いた。
水上は自分の会社の社長が岡本に騙されたと言う。
告訴まではしないが、事情を聞く為に岡本を探して連れて来るように言われていると。
岡本は浅草通信と同じように雑誌を作ると言って金だけを持っていく、
ライターも集められない、雑誌を作る力のない男だと言い切る水上。
大吉は水上の話が浅草通信と同じ経緯と知り心配する。

岡本の過去の話は従業員達にすぐに広まった。
何も知らないはなを心配する従業員達。

大吉は仕事中の良夫を呼んでふくまる旅館に戻る。
良夫は風間と一緒に待っていた美穂に言う。
「岡本って、詐欺みたいなことしてたんだってよ。はなおばさんは?」
美穂「買い物に行ってる」
良夫「良かった」
ソファで溜息をつく大吉に良夫は言う。
「百瀬さんたちももう金出しちゃってるんだろ?
このままじゃ岡本はお金を持ち逃げするだろうし、浅草中からもっと被害者出ちゃうよ」
風間「はなさんはあいつの夢に自分の夢重ねちゃってるからな。
これであいつの正体が分かったら・・・」
美穂「傷つくわ。可哀想」
良夫「どうしたらいいんだ」
大吉「直接話し聞くしかないだろう」
良夫「俺も行くよ」

四人は岡本のいる二階の部屋に向かった。
出て行く用意をしていた岡本は、驚いて窓から飛び降りようとした。
慌てて風間と良夫が岡本を捕まえる。その場に座り、頭を垂れる岡本。
大吉「何で逃げようとしたんですか。雑誌なんかはなから作る気無かったんですか」
岡本「違います!」
大吉は水上の名刺を見せた。
岡本は愕然とし、深く頭を下げて言う。「許してください」
そのとき、はなが部屋の前に来た。中のやり取りがはなの耳に入る。
風間「警察に突き出しましょう」
良夫「それしかないよね」
大吉「岡本さん。このまま何も言わずに黙ってどこかへ消えてくれませんか」
良夫「え?親父!そりゃまずいよ。もうお金を騙し撮られている人たちもいるんだぜ。
その人達に何て説明するんだよ」
大吉「良夫、お前分からないのか?」
良夫「何が」
大吉ははなの事を心配していた。この事を知ったら、
はなは生きる情熱や過去の淡い思い出まで無くしてしまうのではないかと。
このまま黙って消えて、消えた理由は昔みたいに謎にした方が
はなの為だからいなくなってほしいと大吉は岡本に言う。
皆から集めた金は、明日はなに返すと言う岡本。
廊下でその話を聞いていたはながはらはらと涙をこぼした。

翌日、岡本とはなは浅草神社で会った。
日本を離れる事になったとはなに話す岡本。

良夫は、旅館の入り口でロデオマシーンに乗ってつぶやいた。
「はなおばさん大丈夫かなぁ」
ソファに座っている大吉に風間は言う。
「知ってて逃がしたとなったら大将に全責任行くんじゃないかな」
大吉「皆の出した協賛金くらいだったら、俺のへそくりで何とかするよ」
良夫と美穂「そんなへそくり持ってるの?!」
苦笑いをする大吉。

岡本は日本に戻ってきたらフリーペーパーを作るという。
そして、はなにプロポーズをすると・・・
はな「帰って来る気なんかないくせに。あんたって本当に悪い人だね。
でも、構わない。思い出したのよ、30年前、
本気であんたを好きだったあの頃の気持ち。まだ消えてなかったのよ。
もう戻れない・・・ふくまる旅館も、家族も捨てる!
どこまでも私、あんたについてく。お金も返して新天地で一から二人で出直そう」
手に手を取って浅草神社から走って出て行く二人。
雷門の下をくぐると、はなは門に向かって手を合わせた。

戻ってこないはなを心配する四人。
良夫「このまま駆け落ちでもしちゃったんじゃねぇの?」
顔を見合わせて四人は叫ぶ。「えーーーーー!!!!!」
そこに印刷会社の社長がやって来た。「岡本さんいますか」
大吉「岡本さん?」
社長は岡本からフリーペーパーの印刷を頼まれていたが、
岡本の話はいつも立ち消えになるから断ったけれど可哀想になったから来たと言う。
岡本が本気で雑誌を発行しようとしていたと知って驚く大吉。

手分けしてはな達を探す四人。
浅草神社の境内の前に一度集まり、再び分かれて探す。

良夫は料亭の前でふと足を止めた。
中から出てきたのは、百瀬親子と見合い相手の家族。
どうやら圭子がわざと行儀を悪くして相手を怒らせたらしい。
相手家族が帰ると百瀬夫婦は圭子を怒鳴りつけた。
「結婚する気はさらさらありません、なんて。断るにも言い方があろだろう」
悪びれずに笑顔を見せる圭子。
その様子を見て良夫も安堵の笑みを浮かべた。
歩いてきた良夫を見て百瀬夫婦が叫ぶ。
「福丸の息子や!」「お前達の事は絶対に許さんからな!」
二人が怒って去ってしまうと、良夫は圭子に手をあげて声を掛けた。
「よ。振られたの?」
近づく良夫に背を向けて圭子は言う。
「すっかり気に入られちゃった。彼ってとっても紳士。結婚しちゃおうかなぁ」
良夫「け・い・こ!」
圭子の体を腕でつつく良夫に圭子は寄り添って言う。
「二人で駆け落ちでもしちゃう?」
良夫「駆け落ち?・・・あっ!ごめん、今急用なんだ!!」
慌てて駆け出す良夫。
圭子「どうしたの?!」
良夫「こっちもね、駆け落ちなの!!」
圭子「は?!」

隅田川の周辺を探す大吉の携帯に、はなから電話が入った。
はなは浅草公会堂に大吉を呼び出す。

はなは岡本を公会堂の会議室に連れてきた。
そしてそこに、はなが呼んだ水上、百瀬夫婦、そして浅草の商売人達が入ってきた。
はなは皆に、この人は協賛金を集めて持ち逃げするつもりだったと説明をする。
怒り出す商売人達。
そこに大吉と良夫達が入って来た。はなは涙ながらに言う。
「私、聞いちゃったのよ。あんた達が岡本さんの部屋に乗り込んで、私の為に・・・。
でも悪人逃しちゃふくまる旅館の名に傷がつくじゃないの」
しかし大吉は、印刷屋の社長が旅館に来たことを岡本に話した。
最初から浅草の人たちを騙すつもりはなかった、と言う岡本。
はなが力を貸してくれれば雑誌が作れると思ったと言う。
けれど社会的に信用がないから創刊の目処がたたず、
こんなだめな男は詐欺師と呼ばれても仕方ないと岡本は項垂れた。
大吉は言う。
「違う。結果的に出来なかったのと、初めから騙すのとでは天と地ほど違う。
印刷会社の社長が来たのは、岡本さんの誠意を感じたからでしょう。
自分をだめな男だなんて言っちゃだめだよ」
岡本「昔の事を責めもしないはなさんの優しさが身に染みました。
それなのに・・・自分が情けない。だめなんです、俺の人生は終わりなんです」

その時、岡本の頬をはなが叩いた。はなは岡本を揺さぶって言う。
「自分を哀れまないでよ!私まで哀れになっちゃうじゃないの。
私、本当にあんたが好きだったのよ。
あんたが消えた後も裏切られたなんて思ってなかった。
あんたのいい所だけを記憶に刻んで、私なりに精一杯生きてきたのよ。
傾きかけた旅館だけどさ、ふくまるで家族やみんなに囲まれて
生きていける私は本当に幸せだと思ってるよ。
私は自分の人生を愛してるし、誇りを持って生きていきたいと思ってる。
だから岡本さん、あんたにも誇りを持って生きていってほしいのよ。
何度でもやり直せばいいじゃない。ねぇ。
土下座でも何でもしてさ、また頑張ればいいじゃない。
男でしょ!・・・もう逃げないでよ」
美穂が、そして良夫がはなを見守る。
岡本「・・・分かった。簡単に諦めた俺が悪かった」
岡本はその場に土下座をし、商売人達に頭を下げて言った。
「必ず、近い将来浅草通信を発行してみせます。
ですから待っていて下さい、お願いします!」
大吉は岡本の横に膝をついて皆に言う。
「岡本さんもこの浅草を愛する気持ちは俺達と同じなんだよ。
だからもう少し長い目で見てやってよ。頼むよ。お願いします」
土下座をする大吉。
百瀬「格好付けやがって。そんな事されたら俺達はもう何も言えねぇじゃねぇか」
大吉は水上に言う。
「岡本さんは必ず生まれ変わりますから。
社長さんにもよろしくお伝え願えませんでしょうか」
水上「分かりました。やる気さえあれば、うちの社長も告発しないよ。
岡本さん、逃げてないで立って胸のうちを話しなよ」

はなは思う。
岡本は逃げることをやめた。そして、自分の夢みたいな恋も終わったと。

その後はなは、従業員達に少し優しくなった。
ふくまる旅館で働きながら、はなは自分のその人生を愛していた。

****************************************

○今日の「ふくまる浅草Map」

『弁天堂 時の鐘』



「花の雲 鐘は上野か浅草か」と松尾芭蕉に謳われた弁天堂・時の鐘。
1962年徳川綱吉の命によって作られ、
今でも午前6時の時報・大晦日の除夜の鐘として打たれています。

****************************************

はなと岡本が手に手を取って駆け落ちをするシーンに流れていたBGMは
The Rubettes 「Sugar baby love」。良夫役の石垣佑磨君が出演していた
ドラマ「ウォーターボーイズ」のサントラとしても有名ですね。
あのドラマが私は大好きなので、とても心が和みました(^-^)


関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

グッドモーニングス(2回目)

2007-02-15 (Thu) 11:59[ 編集 ]
3日の初日に観た映画『グッドモーニングス』at下北沢トリウッド。
脚本・主演の渡来敏之さんにまたお会いしたくて行ってきました(^-^)
平日なので席もゆったりでのんびり楽しめるかなと思って
この日を予約したのですが、前日になって突然徳山秀典くん
(「ホーリーランド」伊沢マサキ、仮面ライダーキックホッパー矢車など)の
来場が決まったとかで、会場についたら女の子の長蛇の列が。
なんだか怖くなって思わず映画館の下の古着屋さん
(「下北サンデーズ」で上戸彩ちゃんが髪を切ってたお店)で
会場時間が過ぎるまで時間を潰してました(^-^;)
ちなみに当日券のお客さんは入れなかった人も沢山いたようですので
これから行く方は予約をして行った方がいいですよー。
そして、これを覚えて行ってください。

○拳を突き出して「グッドモーニングス!」と叫ぶ。o(^o^)ノ

舞台挨拶に植木紀世彦さんがいらした時は特に忘れずに(笑)
(植木さん:「ホリラン」岩戸、「頭文字D」の池谷先輩など。
日によってはお出迎えしてくれます。和服姿が粋♪)

※出演者&スタッフの皆様は本当に良い方ばかりで、
前回同様とても暖かくお見送りしてくれました。
それぞれの方とお話が出来てすっごく楽しかったです(^-^)

宝物♪


→前回の感想記事はこちらです←

『浅草ふくまる旅館』第五話/引き抜きに来た客

2007-02-09 (Fri) 00:35[ 編集 ]
大好評のこのドラマ、今週はなんと「東京タワー」の視聴率を抜いたそうです!
そして三日の節分には浅草寺で石垣佑磨くん&北川弘美さんが豆まきをしたそうで、
ニュースによると佑磨くんが「ドラマのパート2をやりたい。今年中に」と
続編に意欲を見せてくれたそう。
私もシリーズ化を熱望しています(^o^) 「渡鬼」のようにずーっと続きますように。

・・・それにしても、豆まきの告知、してくれれば絶対に行ったのに_| ̄|○

****************************************

隅田川のほとりを歩いてきた美穂は、ホテルリンクスの前に立っている良夫を見かけた。
ホテルの中から出てきた圭子を追いかける良夫。
橋の上で良夫は圭子に追いついた。
良夫「圭子。どうして会社出てこないの。まだ怒ってるの?俺が悪かったなら謝るよ」
何も言わずに歩き出す圭子。
良夫「メール、返事ぐらいくれたっていいだろう」
圭子「無駄だから。もうメールしないで」
圭子の腕を取って良夫は言う。「ちょっと待てよ」
その手を振りほどいて歩いていく圭子。
良夫が溜息をつくと、ついてきた美穂が声を掛けた。「どうしたの?」
良夫は慌てて言う。「え?あ、そ、外回り!」
美穂「今の人、百瀬さんでしょ?」
良夫「・・・知ってたの、百瀬のこと」
美穂「やっぱりそうなんだ。昔スイミングで一緒で、憧れてたの」
良夫は圭子が歩いていった方向と逆への道を歩いていく。

その夜、居間で美穂は良夫と圭子のことを大吉とはなに話した。
驚く大吉。
その時、廊下を歩いてくる良夫の足音が聞こえた。
戸を開けて良夫が言う。「ただ今」
はな「ご飯は?」
良夫「食べてきたよ」
大吉「彼女と?」
良夫「営業で。お茶ちょうだい。疲れたぁ」
良夫がこたつの前に座ると、大吉が言う。
「良夫くん。お前いくつになった?」
良夫「24だろが。覚えとけよ」
大吉「まあ、大人だからどんな女性と交際しようが俺は何も言わないけれども、
ただ、百瀬の娘だけは・・・」
良夫はお茶を持ってきた美穂を睨んで言う。
「口が軽いんだよ」
大吉「あの、俺な、百瀬の娘だけはやめた方がいいと思うよ。
だってせがまれてな、結婚することにでもなったら
福丸家と百瀬家が親戚ってことになるんだぞ。百瀬の夫婦の思う壺だよ。
娘をだしにして創業60年のふくまる旅館を乗っ取ろうってんだからさ」
良夫は呆れて嫌そうに言う。「もういい加減にしてくれ!」
居間を出て行ってしまう良夫。

その時、風呂から女性客の叫び声がした。
従業員達が風呂の前に集まると、女性客・早苗が「覗きが出た」と言う。
その男の顔までしっかり見た、という早苗。

翌朝。朝食前の居間。
美穂は大吉に尋ねる。「覗きの犯人分かったの?」
良夫「酔っ払ったお客さんがその気になったんじゃねぇの」
大吉「良夫もその気になることがあるのか」
良夫「ねぇよ」
大吉「夕べから言ってるけどな、百瀬の娘とは・・・」
良夫「関係ないだろう」
大吉「あるよ」
良夫「ないよ#」

家を出る良夫と美穂。
美穂が歩きながら良夫に尋ねる。「百瀬さんのこと、本気なの?」
良夫「ん?」
美穂「だったら、親同士が仲が悪くても気にすることないじゃない」
良夫「そういうんじゃないよ。たださ、小学校の頃同じスイミングで
中学に入ってからずっと会ってなかったのに、
就職したら偶然同じ会社で同じ営業所で、寄りに寄って隣の席。
なんとなく不思議だろ?」
美穂「もしかして、赤い糸で結ばれてたり、とか思ってない?」
良夫は笑って言う。「まさか」

広間で食事を終えた早苗は、仲居のたま子に板前のことを尋ねた。
どのくらい務めてるのか、家族はいるのかと尋ねる早苗を不審に思うたま子。

早苗が厨房にやって来た。
覗きはあなたね、と板前の竜太に早苗は言う。
驚いて否定する竜太。

大吉は広間で早苗と話した。
竜太は人に後ろ指を差される人間ではない、と言う大吉。
しかし早苗は「一言悪かったと言ってくれ」と引き下がらない。
自分が懇意にしている偉い人に言えば、
この旅館のいろいろな指定を取り消すことも出来ると早苗は言う。
その話を廊下で聞いている竜太。
従業員たちが自分を疑っているのに気付いて竜太は苛立っていた。

早苗は怒ったままふくまる旅館を後にした。
悪い噂が立たないかと心配する従業員達。
風間は「濡れ衣だが、一言謝れば済むことだから」と
早苗の住所を書いた紙を竜太に手渡した。

その夜、”いずみや”で飲んでいた大吉は
女将の乃梨子に「家まで送ってほしい」と言われる。
最近誰かにつけられているようだ、と言う乃梨子。
大吉は何かあったら知らせてくれ、乃梨子と携帯のメールアドレスを交換した。

翌朝。朝食の席で、家族の話にも上の空で携帯を気にする大吉。
そのとき、良夫の携帯の着音がした。メールを確認する良夫に大吉は言う。
「百瀬の娘だったら電源切っちゃえよ」
良夫「迷惑メールだよ!ごちそうさま」
大吉を睨んで会社に行く良夫。
その時、大吉の携帯が震えた。嬉しそうに携帯を開くと、迷惑メール。

ふくまる旅館に早苗から電話が入る。
早苗は近くのレストランに竜太を呼び出した。

その店では百瀬夫婦が食事をしていた。
福丸家の息子が跡取りになるのは絶対に嫌だ、という百瀬の妻。
大吉の差し金だ、と大声を出す百瀬。
そのとき、竜太と早苗が店に入って来たのをみて、慌てて百瀬はメニューで顔を隠した。
百瀬夫婦の近くの席に座る二人。

竜太は、覗いたのは俺だと言って謝る。
しかし早苗は、自分が経営する新しいホテルの板前を任せたいと引き抜きの話を持ち出した。
寄ってたかって旅館の為に謝ってこいというような旅館に用はないだろう、
チーフとして雇う、支度金も出すし給料は今の3割り増しでどうか。
返事は一週間待つ、と早苗は言う。

竜太はふくまる旅館に戻ると、大吉に全て話はついたと嘘をついた。
そこに百瀬が怒鳴りこんで来る。
息子をけし掛けて娘に取り入って、ホテルを乗っ取るつもりかと言う百瀬。
大吉はその言葉をそっくり返す、旅館を乗っ取ろうとしてるんじゃないかと言い返す。
しかし百瀬は証拠を握っていると言う。
板前が引き抜きに乗るなんて、よっぽど困ってるんだろうと言う百瀬。

竜太の引き抜きの噂を聞いてうらやむ仲居たち。
しかし仲居頭の枝里は言う。
「高校を中退して、上京してだんなさんに拾ってもらって一人前になったんだから
行きっこない」と。
しかし風間は、竜太の父親は身体を悪くしていて
仕送りを増やすために新しいホテルに行くかもしれない、と言う。
その頃、竜太の父親が入院したと竜太に電話が入っていた。

夜。居間でお茶を飲みながら話す大吉とはな。
竜太がいなくなったら俺が厨房に入る、と言う大吉。
そこに良夫が帰って来た。「ただ今」
はな「いい所に帰ってきた。そこに座りなさい」
良夫は座りながら言う。「どうしたの」
はな「あんた、板前修業しなさい」
良夫と大吉は腰を上げて声をあげる。「ええっ?!」
良夫「俺はこの旅館を継ぐ気はないっていつも言ってんじゃん!」
はなはこたつを叩く。「良夫!」
良夫「板前修業って、瀬古さんやめんの?え?」
溜息をつくはな。

大吉は”いずみや”に行き、乃梨子を家まで送った。
途中、怪しい男を捕まえるとそれはジョギングをしていた百瀬。
乃梨子は「以前百瀬さんたちと帰ったときもつけられたので百瀬さんじゃない」と言う。

大吉が帰宅して厨房に行くと、竜太が一人で掃除をしていた。
竜太は大吉にいきなり土下座をする。大吉は竜太を立たせて話を聞いた。
父親が入院したので出来ることはしてやりたい、と頭を下げる竜太。

翌朝、家族の朝食。
良夫「瀬古さんやっぱり行っちゃうんだ」
はな「来週行くってさ」
そのとき、大吉が持っていた携帯が鳴る。
メールを開けると、乃梨子から。『夕べはありがとうございました』
大吉はにやけて言う。「いえいえ、とんでもないです」
その時、大吉は気付いた。覗きの犯人を雇うのはおかしい話だと。
良夫「確かにそうだね・・・」
はな「何か仕組まれてるんじゃないの?
覗きの犯人だって言ってここに居辛くして、救いの手を差し伸べて」
美穂「でも、そこまでして瀬古さんをスカウトする?」
はな「何か裏があるわね」

大吉は早苗が経営するという、八王子の新しいビジネスホテルに行こうとした。
通りに出ると、喫茶店に入る早苗の姿。
大吉が中に入ると、早苗と向かい合って百瀬の妻が座っていた。
新聞で顔を隠して近くの席に座り、大吉は二人の会話に聞き耳を立てた。
百瀬の妻「ふくまる旅館はつぶれそうだけど、板前の腕はいいから。
お力になれてよかったわ」
早苗「あなた、昔から先を読む目があった。ふくまる旅館を虫食いのように崩して、
あとはそっくりあなたがいただく、そういう計画かと思って」
百瀬の妻「あんただって二股掛けてるって噂よ。
レストランのシェフにも声を掛けてるみたいじゃない」
早苗「二人を競わせて、腕のいい方をチーフにするの」
百瀬の妻「そんなことして大丈夫なの?」
早苗「必ずチーフにするって契約書を交わしてるわけじゃないもの」
驚く大吉。

早苗が竜太を迎えに、ふくまる旅館にやって来た。
大吉は早苗に契約書を見せてくれと言う。
すると早苗は怒って、竜太を訴えると言い出した。
うちには大物のバックがついていると言う早苗に、はながキレて言う。
「そんなものが怖くて浅草で旅館が務まるかってんだよ!」
大吉は膝を付いて言う。
「指定を取り消すのも、この旅館の評判を落とすのもご自由にして下さい。
ただ、この瀬古竜太に濡れ衣を着せるのはおやめになって下さい」
頭を何度も下げる大吉に竜太は駆け寄って言う。
「土下座なんてしないで下さい!俺はどこにも行きません!」
その姿を見て、あきらめたように笑顔を見せて旅館を出て行く早苗。

翌日、大都旅行。
笑顔で圭子が出勤してきた。
良夫は嬉しそうに言う。「お!久しぶりに職場が明るくなったぞ」
圭子「ごめんね。うちのママに旅行の計画のこととかバレちゃって
会社にも行かせてもらえなかったのよ」
良夫「百瀬の母ちゃんって怖いんだね」
圭子「でも来ちゃった」
良夫「うちの親父も怒っちゃって。お互いやりづれぇよな」
顔を見合わせて笑う二人。

****************************************

○今日の「ふくまる浅草Map」

『浅草大勝館』



大正・昭和にかけて浅草を代表する洋画の封切館として有名だった大勝館。
平成13年に大衆演劇の常設劇場として生まれ変わり、今も数多くの観客で賑わってます。

****************************************

公式ページに『浅草ロミジュリ物語』というコンテンツがあります。
ロミオとジュリエットのように親同士が対立する(とはいえ、微笑ましい諍いですが)
二人の恋の行方は・・・やっぱりハッピーエンドかな?
「・・・嫉妬するぜ!」by 緑川ショウゴ


関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

『1999年の夏休み』舞台化!

2007-02-08 (Thu) 18:05[ 編集 ]
つい先日、萩尾望都さんの少女漫画『トーマの心臓』の前衛にあたる『11月のギムナジウム』を読んだという記事を書きました。そして、私の持っている漫画本の90%は池田理代子さんのものだと書いたのですが、その数少ない10%・・・いや、5%くらいかな?その中に『トーマの心臓』があるんです。初めてその本を読んだのは高校時代なのですが、詩的で耽美的な世界に思いを馳せては切なくなったものでした。
その『トーマ』にインスパイアされて『デスノート』の金子修介監督が撮った映画『1999年の夏休み』(1988年に公開)を私がDVDで見たのは2004年の夏でした。何故公開時やその後に見なかったか言うと、漫画のイメージが壊れるのが嫌だったから(^-^;) 異国の少年愛の物語を、日本で少女が演じるのに正直すごく抵抗がありまして。
で、何故2004年にそれを見たのかと言うと、当時女優の深津絵里さんに興味があって、彼女が15,6歳の頃にその映画に出てると聞いたからです。そして見てみたら美しい風景や少年とも少女ともつかぬ世界観にものの見事にはまってしまいまして。怪我をしてまでDVDを借りにいって良かったなと思いました(笑)そしてその翌年、私はドラマ『ホーリーランド』に出会い、この心に金子修介監督の名前を深く刻み付ける事になります。

前置きが長くなりましたが(^-^;) 今日、ビッグニュースが飛び込んできました。先日、満島ひかりちゃん主演で『偽伝、樋口一葉』を上演した劇団アロッタファジャイナで、その『1999年の夏休み』が舞台化されるそうなんです。

松枝佳紀さんのブログより
http://alotf.cocolog-nifty.com/nikki/2007/02/post_e02a.html

タイトルは、『1999.9年の夏休み』。何故「.9」が付いてるかと言うと、「本家本元の映画『1999年の夏休み』とは違いますよ、しかし『1999年の夏休み』とそれほど違いませんよ」ということだそうです。
記事を読んだときは血が逆流しました。観たい!激しく観たいです!4人の美少年を、どの美少女がどんな風に演じるのでしょうか。そしてどのようにあの耽美的な異世界を舞台上で表現するのでしょうか・・・。『偽伝、樋口一葉』での美しい舞台を覚えているので、とっても楽しみです♪
※開幕は4月6日だそうです♪


楽天:萩尾望都『トーマの心臓』
Amazon:トーマの心臓



楽天:映画DVD『1999年の夏休み』
Amazon:1999年の夏休み

下北沢『ホーリーランド』ロケ地巡り(付:下北サンデーズ)

2007-02-05 (Mon) 23:59[ 編集 ]
行ってきました、下北沢。いつか行きたいと思っていた街です。
下北沢が舞台のドラマといえば『ホーリーランド』と『下北サンデーズ』。
あまり歩き回ると疲れるので(笑)お目当てを『ホーリーランド』の
いくつかに絞ってロケ地を回ってきました。
YUKI曰く、「下北は自由が丘を押さえて若者の住みたい街№1」の街らしいです。
でも街の中を歩いているうちに、その意味がよく分かりました。
狭い道に沢山の小さなオシャレな街が並んでいてすごく楽しいんです。
きっと私も一度ここに住んだら大好きになっちゃうだろうなって思いました。
では、ロケ地にGO!



駅を出ると、もう既にドラマで見た風景です。



本多劇場の脇を通って目的地に向かう途中のバスターミナル。
マイちゃんは神代ユウ(石垣佑磨くん)とデートをすると
いつも最後にここからバスに乗って帰ってました。



スズナリのこの看板も何度か映ってましたね。
『下北サンデーズ』でも映ってました。



スズナリの前を通り抜けると、見覚えのあるパーキングが。
キタキタキター!!っていう感じでワクワクします。



最初の目的地はここ、カマボコ兵舎です(^o^)
この空き地に神代ユウが八木(渡来敏之さん)に拉致られてきて
ボコボコにされかけたのが逆にボコボコにした、と。
第一話のクライマックスで、本気のアクションにドキドキする凄いシーンです。
この後、坂を降りた所でユウは伊沢マサキ(徳山秀典くん)と
ぶつかって転び、フラフラとパーキングの前を歩いて帰ります。

そして『下北サンデーズ』では里中ゆいか(上戸彩ちゃん)と
八神誠一(石垣佑磨くん)がキャッチボールをした場所ですね。



この坂を昇って、右。
実はここ、映っていた小さなお店の看板とカマボコ兵舎を頼りに
googlemapの航空写真で探したんです。



ユウに体ごとぶつかられ、八木に蹴られ・・・金網くんは頑張りました(笑)
ちなみに、撮影時は雑草がいっぱい生えてました。





その後は踏み切りを超えて北口側の商店街に行きました。
お目当ては伊沢マサキの働いていたバー「Made in Paradise」。
残念ながら外観を見るだけです(^-^;) いつか飲みに行きたいな。



「ヤンキー二人でワッフルカフェはマジヤバい。」(笑)
ここはホリラン最終回の冒頭で吉井(三元雅芸さん)が話をしていた場所です。
放映時から気になっていて、いつか下北に来ることがあったら
絶対来ようと思っていました「Waffle cafe ORANG」。
今は寒いのでシートが掛かっていますが、冬以外はオープンカフェになってます。



混んでいたので並んで待ったのですが、
偶然吉井さん達の座った席に座れました!
(このお店のレビューはまた後日スイーツ枠で書きます)



映画館に向かって下北沢南口商店街を歩きました。
ここはオープニングでも映っていた場所。というより、
通り全体が「ここも見た!ここも見た!」状態です。



映画館はこの横の階段を昇って2階なのですが、
一階のこの「CHICAGO」というお店は『下北サンデーズ』で
里中ゆいかが前髪を切った古着屋さんでした。八神くんも一緒に来てました。

全然関係ないけど、この日石垣佑磨君は浅草寺で豆を撒いてたそうです。
※他、グルメ情報(3箇所)後日アップ予定です(^-^)

『グッドモーニングス』見ました!

2007-02-04 (Sun) 23:45[ 編集 ]

昨日、公開初日に見てきました『グッドモーニングス』。
自主制作映画という事だったのですが、びっくりするほど面白かったです。
まだ公開されたばかりですので細かいネタばれは控えますが、
今を生きる全ての人に見て欲しい、生きるためのヒントや
人との出会いや繋がりの大切さがストレートに伝わってくる良い映画でした!

個性を生かした脚本と、それを演じきった役者さんたちが素晴らしいのは勿論ですが、
テロップに流れる沢山の人たちの名前を見ていると
一人一人の方達の努力が素晴らしい作品に集約されたのだなと思えたり、
沢山の人たちの出会いや繋がりがあったからこそ
映画を作れることが出来たんだろうなぁなんて思えたりして
テロップからも映画の言いたかったテーマが伝わってくるようでした。
(思わず自分の人生を振り返って反省させられました(^-^;))

そして音楽も素晴らしかったです。オープニングは特にドキドキさせられました。
それもそのはず、音楽を手掛けているMOKUさんは
「ホーリーランド」など沢山のドラマや映画・CMを手掛けている方なんだそうです。
あと、ロケ地も良かったですね。風景の映像を見ているだけで
登場人物達の心の闇やその夜明けが見えるようです。
逆に少し気になったのは、一部セリフが聴きづらい部分があったこと。
それでも言いたいことがちゃんと伝わってくるのは、
やはりこの映画が観客を引きこむパワーを持っているからかなと。
題材や展開的に、舞台にリメイクしても
きっといい作品になるんじゃないかなと思いました。

まだチケットはあるそうですので、気になる方はお見逃し無く!
出演者やスタッフの方々がいらっしゃる日は暖かくお見送りしてもらえますよ(^-^)
※映画の中でも外でも渡来敏之さんがかなり男前でした。

○主題歌:曇り空の下(もと)/jack
CDは上映中の映画館で買えます。500円也。
映画の雰囲気にとても合っていて、詩もそのまんまでかなりイイです!
===============================================================================
○公式サイト:http://goodmornings.biz/
○脚本:渡来敏之
○監督:小川誠一 
○出演:渡来敏之・徳山秀典(友情出演)・岩田和浩・笹岡兄・植木紀世彦
○上映日程 :
2007年2月3日~4日・2月15日~18日・2月22日~25日/全10回
19時より上映予定(開場18時半)
○公開場所:下北沢トリウッド
○チケット:前売り発売中/前売り・当日共に1枚1,000円(税込。全席自由)
===============================================================================
※下北沢で「ホーリーランド」のロケ地巡りをしてきました。
→記事はこちらです←



この階段を上がると映画館です

『浅草ふくまる旅館』第四話/ガンコ熊の恩返し

2007-02-03 (Sat) 12:09[ 編集 ]
かなり見るのが遅くなってしまいました、録画しておいた第四話。
福丸良夫くん(石垣佑磨くん)中心の実況です。かなりはしょってマス。

************************************

浅草神社で大吉は、九州から帰ってきた露天商の熊田(今井雅之)に会った。
ふくまる旅館に泊まりに来た熊田だが、酒癖の悪い熊田に従業員達は不安になる。

大吉に見合いの話が来た。見合いをする気はさらさらない大吉だが、
相手が美人と聞いて居間で引き出しを開けて見合い写真を探していた。
食事の支度をしながらはなが言う。「見合い写真はそんな所にはないよ」
良夫「何、父さんの見合いの話なんてあるの?」
大吉「再婚なんて気はないけど、お写真を拝見してから返さないとね」
笑うはなと良夫。
そこに熊田が入って来る。
熊田は、酒をやめ、無休でいいからこの旅館で番頭の修行をさせてくれと願い出た。

数日後。甲斐甲斐しく仕事をする熊田。
美穂の靴を磨く熊田の姿を、怪訝な目で風間が見ていた。

大吉は露天商の親方・立花(麿赤兒)の家を訪ねた。
九州で熊田は酒を飲んで仕事をし、喧嘩ばかりしていたので破門したのだと言う。

大吉が旅館に戻ると、風間が「熊田が美穂に惚れていて
旅館の4代目に収まろうとしているんじゃないか」と言う。
そんなことはないと言う大吉だが、
道で行き会った百瀬に「熊田と美穂が一緒にもんじゃ焼きを食べていた」と聞いて驚いた。

大吉は家に帰ると、美穂に熊田とのことを問いただす。
美穂は熊田みたいな話の面白い人と結婚したい、と言う美穂に悲しそうな顔をする大吉。

その後、ソファで呆然としていた大吉に熊田がビールを持ってきて言った。
「親父、俺達でこれからこの旅館を守り立てていくから」と言い、手を握る熊田。
その時、良夫の声がした。「起きろよ」
大吉が目を覚ますと、手を握っていたのは良夫。
良夫「こんな所に寝ていたらお客さんにみっともねぇよ」
大吉「・・・今の夢か?」
良夫「は?寝ぼけてんの?」

イタリアンレストラン”ポポラマーマ”。
圭子「で?何かいいサプライズを思いついた?」
良夫「サプライズになるかどうかは分からないけどさ。こんなのはどうかな」
良夫は伊豆旅行のパンフレットを圭子に見せた。
良夫「これくらいじゃサプライズにならないかな」
圭子は喜んで言う。「すごいサプライズよ!」
良夫「いや?」
圭子「いやじゃないわよ。この旅館、部屋に家族風呂があるんでしょ?」
その会話を隠れて聞いていた圭子の母が発狂しそうになる。
良夫「うちの熊さんの話だと、料理も一人一匹伊勢海老がついて豪華なんだって」
圭子「熊さんて、番頭の修行を始めた人?」
良夫「そうそうそうそう。知ってた?」
圭子「パパの話だと疑わしいけど。美穂さんが熊さんと付き合ってるって」
良夫「ええ?!美穂と熊さんが?まさか」
圭子「もし本当だったらしめたものね。
良夫くんを悩ませていた跡継ぎ問題が解決するじゃない?」
考え込む良夫。「それはそうだけど・・・」
良夫は立ち上がって言う。
「ごめん。急用思い出した。今度ちゃんと埋め合わせすっから。ごめん」
店を飛び出していく良夫を追いかけようとした圭子の前に
圭子の母が立ちふさがった。
しばらく会社に行かなくてもいいから家にいろと怒る母。

ふくまる旅館に客が来る。忙しそうな風間の前に姿を見せたのは
店の羽織を羽織った笑顔の良夫。
良夫は客の手荷物を預かって風間に尋ねる。
「手伝うよ。部屋は?」
風間「2階の紅葉の間です」
良夫「OK!」
驚く風間をよそに2階に向かう良夫。
途中、客に観光場所を聞かれ、丁寧に受け答えをした。

2階から降りてきた良夫は風間に尋ねる。
「何か手伝うことはある?」
風間「どうしたんですか、急に」
良夫「なんでもないよ」
風間「やはり大将の血を引いて天職なんじゃないですか」
良夫「天職?」
風間「ここは一つ頑張って、熊の野郎なんかに旅館を取られないようにして下さいね」
良夫「やっぱり!」
風間「気付いてました?!このままだとあの熊に
”兄さん”なんて呼ばれるはめになっちゃいますよ」
そうはさせるかとばかりの表情の良夫。

大吉は熊田を浅草寺に連れてきていた。
美穂とのことをやっとの思いで尋ねる大吉。
立ち話では出来ない、と大吉を喫茶店に連れて行く熊田。

熊田は真剣な表情で話をする。
美穂に女中のたま子との見合い話を持ってこられて困っていたという。
美穂には酒を飲んでみていたときに助けられた恩人だから断れない、
大吉から断ってくれと頼む熊田。
ホッとする大吉。

居間。夕食をとりながら大吉は美穂に熊田とのことを話す。
良夫「おれは美穂と熊さんが一緒にこの旅館を継いでくれるかと思ったよ」
はなは笑って言う。
「良夫さん、今日えらく張り切って仕事してたらしいじゃない。
まさかライバル心を燃やして?」
良夫は笑いながら言う。
「バカバカバカ。俺はね、父さんも熊さんもいなくて
みんな困ってるから手伝ったわけ。変な期待すんなよ」
大吉「手伝ってくれたことはありがとう。ところで私の見合いの話なんだけどね」
美穂「・・・見合いの話なんてあるの?」
良夫「知らなかったの?」
美穂「いやよ。私新しいお母さんなんていや」
良夫「何子供みたいなこと言ってんだよ」
美穂「この旅館どうなるの?」
良夫「だから、その嫁さんが女将さんになって、父さんとやればいいじゃんね」
大吉は嬉しそうに言った。
「父さんはお見合いなんてする気はさらさらありません。
だがね、写真は見ておきたい」
良夫「僕も」
美穂「しないんでしょ?」
はな「見てどーすんのよ」
大吉「どんな人かなと」
良夫「確認しとこうよ、ねぇ」

翌日、大都旅行。
会社を休んだ圭子を心配して良夫が電話を入れるが、電波は届かない。
良夫「おかしいな・・・」
そのとき、大吉から電話が入った。
良夫「もしもし。ん?何?染め奴。またかよ!」

染め奴が仕事を終えるのを外で待ちながら、良夫は圭子にメールをした。
染め奴が出てきて良夫に気付く。
良夫「この間は無理言って悪かったね」
染め奴「何かの接待みたいだったけど上手くいった?」
良夫「お蔭様で。調子に乗ってまた頼みたいことがあるんだって」
染め奴「そんなこと?」
良夫「何だって?」
染め奴「デートの誘いにでもきてくれたのかと思った」
良夫「でいと?!」
染め奴「・・・福丸君、誰か付き合ってる人でもいるの?」
良夫「・・・いや」
染め奴「だったら次の休みに映画でも行かない?ね?いいでしょ?」
良夫の袖を引く染め奴。
良夫「そ、それはいいけど。それより、今晩なんだけど」

大吉に良夫から電話が入る。
染め奴は座敷を二つ抱えていて無理だと言う。
団体客の接待をする三味線の師匠が腰を悪くして、その穴埋めに大吉は困っていた。
大吉は熊田に露天商たちの口上、啖呵売を見せてやってくれと頼み込む。

広間で熊田はバナナの叩き売りの啖呵売を披露した。
その生き生きとした姿を見て美穂は大吉に
「番頭より露天商の方が似合ってるんじゃない?」と言う。

翌日。
熊田は部屋の掃除をしながら、露天商時代のことを思い出していた。
ポケットから、親方の立花からもらったお守りを取り出して眺める熊田。
強がっている熊田の気持ちに気付いた大吉は、
立花の家に行き、熊田を説得してくれと言う。
立花は「そんな気持ちがあるなら自分で来るはずだ」と突っぱねる。
立花が部屋から出て行くと、立花の妻が来て大吉に言った。
「破門してもすぐ戻ってくると思って、すねているだけだ」と。

大吉は熊田を”いずみや”に連れて行く。
カウンター席に座る熊田に、隣に座った青木と藤森が
「立花のところをやめて正解だ」と言い出し、立花の悪い噂を話し始めた。
すると、熊田が怒り出して言う。
「そんなの嘘っぱちだ、頭の悪口は絶対に許さねぇ!」と。
青木に殴りかからんばかりの勢いで叫ぶ熊田。
「俺と頭は赤の他人でも、硬い絆で結ばれているんだ!」
その時、座敷から立花のすすり泣く声が聞こえてきた。
全ては大吉が熊田に立花への本心を語らせるために打った芝居だった。
座敷から出てきた立花に熊田は土下座をして涙ながらに言った。
「俺が悪かった。戻りたくて戻りたくて仕方なかったんだ。
もう一度俺のことを使って下さい」

良夫は圭子からのメールが来ないことを心配していた。
圭子に「一度会って話をしたい」とメールを打ち、居間に入る良夫。
美穂「お兄ちゃんの天職って何?」
良夫「天職?」
大吉「天職なんてそう簡単に見つかるもんじゃないよ。
俺だって先代に会うまでは旅館の人間になるなんて考えてもみなかったもの」
はな「他に合う仕事があったんじやないの?」
大吉「私はこのふくまる旅館を守り、盛り立てて行く事を天職と考えてますから」
はなは沢山の領収証を取り出して言う。
「それはよかった。旅館のために今夜中に日付順に並べてくださいな」
大吉を残して居間を出ていってしまう三人。


○今日の「ふくまる浅草Map」

『浅草神社』



徳川家光により建立・寄進された浅草神社。
度重なる火災や戦争・震災を免れ、350年たった今も当時の面影をそのままに残しています。

************************************

良夫くんと圭子ちゃんが旅行の話をしていたイタリアンのお店は
ポポラマーマ門前仲町店」だそうです。(ロケ地ガイドさんより)

今回は「美罠」の麿赤児さんが出演していてとても嬉しかったです♪
でも佑磨くんとの共演はなくて残念(^-^;)



関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

グッドモーニングス

2007-01-30 (Tue) 23:40[ 編集 ]
最近、ドラマ『ホーリーランド』を見返しています。
映画『デスノート』の金子修介さんが総監督を務め、
深夜放映ながらも高視聴率を記録したドラマなのですが、
下北沢を舞台に精神の限界で戦い続ける主人公・神代ユウの姿が
今見ても凄まじい勢いで心臓に迫ってきます。

主演の石垣佑磨くんは神がかり的な演技でユウを演じきり、
この役以上に彼の役者としての力を引き出せる役は
そうそう出てこないんじゃないかなと思います。
(悪い意味ではありません。ユウという役が凄すぎるんです)

その『ホーリーランド』で人気を博した「伝説の赤ツナギ」こと
八木を演じた渡来敏之さんが脚本・主演を努めた自主制作映画
『グッドモーニングス』が今週末から上映されます。
「伝説の赤ツナギ」というのは、八木そのものを指しているのではなく
渡来敏之さんという役者さん自身を指しているものだと私は思うのですが、
どんな伝説かと言うと、原作以上に存在感があって
神代ユウや他の強い格闘家達のただの噛ませ犬役に収まってないんですよね。
原作の森恒二さんも彼が大分お気に入りになったそうで、
ドラマ放映以降は原作で八木が赤ツナギを着るようになりました(笑)

そんな渡来さんの人気の秘密は、彼のブログ
仕事での話や日々の妄想が綴られているのですが、めちゃくちゃ面白いんです。
そしてその合間から滲み出る、役者と言う仕事に対しての真摯な姿勢。
多分、誰もが渡来さんを応援したくなる、そんな魅力のある方なんですよね。

その渡来さんが今回の映画の脚本・主演ということで、
きっと渡来さんの持つ魅力や映像世界が全編に渡ってぎっしりと詰まっている、
そう考えるととても観るのが楽しみになってきます。
他、「ホーリーランド」に出演していた柔道家・岩戸役の植木紀代彦さんや
路上のカリスマ・伊沢マサキ役の徳山秀典さん(最近では仮面ライダーカブトの
矢車キックホッパーで人気ですね)も出演。これは楽しみです!
上映は下北沢の映画館なので、お近くの人もそうでない人も是非どうぞ(^-^)
===============================================================================
○公式サイト:http://goodmornings.biz/
○脚本:渡来敏之
○監督:小川誠一 
○出演:渡来敏之・徳山秀典(友情出演)・岩田和浩・笹岡兄・植木紀世彦
○上映日程 :
2007年2月3日~4日・2月15日~18日・2月22日~25日/全10回
19時より上映予定(開場18時半)
○公開場所:下北沢トリウッド
○チケット:前売り発売中/前売り・当日共に1枚1,000円(税込。全席自由)
===============================================================================
※ちなみに、渡来さんが死神リュークのモーションキャプチャを努めた
大ヒット映画「デスノート DEATH NOTE」前後編もDVD発売されますので、こちらも是非(^-^)



楽天:DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set
Amazon:DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set

※伝説の「ホーリーランド」。全6巻です



楽天:ホーリーランド
Amazon:ホーリーランド

『浅草ふくまる旅館』第三話/外国から来た初恋

2007-01-24 (Wed) 11:23[ 編集 ]
えーと、福丸良夫くん(石垣佑磨くん)中心の実況とは言え、
書くのにアホみたいに時間がかかります_| ̄|○
来週からはもっとはしょりたいと思ってます。(良夫くん以外を)
ドラマの面白さは実際に見ないと全く伝わりませんので、是非放映を見て下さいね(^-^;)

************************************

大吉がオレンジ通りを歩いていると、目の前から百瀬が歩いてきた。
百瀬「お宅のちゃんぽらんの息子には彼女がいるのか?」
大吉「いるに決まってるだろ。吉永小百合と浅丘ルリ子を足してこうしたような感じだよ」
百瀬「よーく言っておけよ。俺の娘にだけは手を出すなって」
大吉「地球上にうちの家族とお宅の家族しか残らなくてもな、
うちのチャンポランスキーはおめーのアホ娘には手を出さねーよ!」

大吉は初級英会話講座に来ていた。
外国人宿泊客をもてなす簡単な会話を勉強する。

その頃、ふくまる旅館では休日を誰がいつ取るかで従業員たちがもめていた。
枝里は風間に「100年前の恐竜みたいな顔」と言われ、激しく落ち込む。
大吉が帰ってくると、若い外国人女性客・キャロルが旅館に訪れていた。
百合の間で、習ったばかりの英語でもてなそうとする大吉に、
キャロルは流暢な日本語で話をする。
「日本は初めてです。戦後間もなく、アメリカ兵として
おじいちゃんが訪れた浅草を見に来ました」
美しい細工の施された合わせ貝を見せるキャロル。
祖父がアメリカに帰るときに、恋人からもらったものだと言う。
そしてその合わせ貝は、一組の片方だけが形見として
祖父の手からキャロルの手に手渡されたのだった。

大吉はキャロルの祖父の若い頃の写真を見ながら話を聞く。
恋人の女性の親に反対され、二人は結婚出来なかったと言う。
そして、実はその女性にはおじいさんとの子供が出来ていた。
死ぬ間際にキャロルだけがその話を聞き、キャロルは
浅草に住んでいたというその女性を探しに来たのだった。
名前は分からず、その合わせ貝の片方を持っている女性、
とだけを頼りにして・・・。

大吉は、事務仕事をしていたはなに合わせ貝のことを尋ねる。
事情を話す大吉に、はなはまたおせっかいが過ぎると心配する。

仕事中の良夫の携帯に、はなから電話が入る。
良夫「はい、もしもし。何?・・・今日は特に・・・あ」
横の席から圭子が睨んでいるのに良夫は気付く。
良夫「今日はちょい遅い。どうして?」
はな「外国のお客さんが来たんだけど、大ちゃん張り切ってるのよ。
あの人張り切るとろくなことないじゃない」

大吉はキャロルと隅田川のほとりで話をする。
キャロルは両親を事故でなくしてたと言う。
大吉は旅館の皆で手伝おうかと言うが、
キャロルは笑顔で「自分の問題だから」と断る。
そしてキャロルは言う。「この事、誰にも言わないで下さいね」

夜。炊事場で皿洗いをして「雑用ばかり」と文句を言う風間。
その風間の濯いだ皿を、まるできれいに洗えてないかのように手にとって眺める枝里。
先日から、二人に険悪な空気が流れている。
新人仲居の真美は、板前の竜太がキャロルに箸の使い方を教えていたことに嫉妬して
苛々していた。

大吉はキャロルの合わせ貝をデジカメで撮り、その画像を引き伸ばして印刷した。
それを見て「探す気?」と嫌そうに言うはな。慌てて大吉はそうじゃないと言う。
戦後60年も経っていて、合わせ貝を持っていた恋人も生きているか分からない、
大吉はそう言う。
仕事をそっちのけで大吉が人探しをするんじやないかと、はなは気が気でない。

はなは台所で食事を作っていた美穂に「頼みがある」と言う。
お風呂から出てきたキャロルに、美穂は話しかけた。

百合の間で、合わせ貝を見ながら美穂とキャロルは話す。
キャロルの祖父はアメリカで所帯を持ち、その後日本には来なかったと言う。
今日まで役所に行ったりいろいろ探してみたりしたけど、
見つからなかったから3日後にはアメリカに帰ると言うキャロル。

大吉は『いずみや』の店の中の壁に、大きく引き伸ばした合わせ貝の写真を載せた
探し人のポスターを貼らせてもらった。
合わせ貝は平安時代からの文化で、2枚貝のそれぞれに同じ絵柄を描き
それを神経衰弱のようにあわせて遊んだんだと大吉は知識を披露する。
そこに、風間が浮かない顔で入って来て大吉の隣に座った。
そして大吉はキャロルの祖父と恋人の話を皆に話す。
しかし風間は枝里と喧嘩したと愚痴を言い出した。

良夫と圭子は会社帰りに食事をし、浅草六区通りを歩きながら話す。
良夫「もう一軒行こうか」
圭子は面白く無さそうに言う。「どこに?」
良夫「この近くだと・・・」
圭子「この近くはイヤ」
良夫は腕時計を見て言う。「じゃもう今日は・・・」
圭子「つまんない」
良夫「つまんないって、これからどこ行くの」
圭子「そうじゃなくて、サプライズがないのよね」
良夫「・・・そういうこと。」
圭子「いつもいつも行く店は同じ。注文するものも同じ。帰り道まで同じ」
良夫「なあ、お袋さんなんか言ってた?」
圭子「別に。なんかさ、親の目を盗んでこそこそ付き合ってるのって
ものすごいスケールが小さいと思わない?」
良夫「今はしょうがないよ。世の中にはタイミングってものがあるんだから」
困った表情の良夫に、圭子は何か言いたそうな顔をする。
良夫「なに?」
圭子は笑顔で言う。「そういう困った顔、好きなんだよね」
良夫は圭子の頬を人差し指で触って笑顔で言う。「からかうなよ」
圭子「お休み」
歩き出す圭子に良夫は言う。
「おい。お家、そっちじゃないだろう」
圭子「いいの。いつも同じ道じゃなくても。また明日!」
良夫は笑顔で溜息をつき、家路に着いた。

良夫は旅館の玄関から帰宅する。「ただ今」
受付に座っていたはなが言う。「こっちから入ってきちゃだめだって!」
良夫は笑顔で言う。「いつも同じじゃだめなんだよ」
はな「靴持ってってよ」
良夫ははなに指を差して言う。
「おばさん。人間、サプライズだよ!分かってないなぁ」
靴を持って中に入る良夫を見て、はなはつぶやいた。
「何言ってるんだろう、この子。あの親にしてこの子あり、だよ」

良夫が「ただ今」と言って居間に入ると、
テーブルの上で美穂がキャロルにおはじきを教えていた。
良夫はキャロルを見て、手を振って言う。
「ああ、あなたが。グッドイーブニング!」
キャロル「こんばんわ」
美穂「無理して英語しゃべらなくていいんだよ。こちらはキャロル・カーターさん」
良夫「こんばんわ」
嬉しそうに笑みを浮かべる良夫。

大吉が旅館の玄関を閉めて居間に入ると、
テーブルの前にはな・良夫・美穂が並んで正座をしていた。
大吉はその前に座りながら言う。
「どうした、雁首並べて。ちょうど良かった。あのさ、キャロルさんの一件だけど
明日から合わせ貝の写真を浅草界隈に貼って歩こうと思ってるんだけど
ちょっと手伝ってくれないか?」
はな「ほうら来たよ」
美穂「お父さんの早合点なの」
良夫「いつものね」
はな「キャロルに、あの貝の片割れ探してくれって頼まれたわけ?」
大吉「頼まれちゃいないけどさ。離れ離れになった二枚貝がぴたりと合わさるんだよ。
このロマン分からねえだろ?」
美穂「分かるけど、キャロルさんだって散々探しまわったのよ。
もう不可能だって言ってた。
お父さんに出来ることは、昔の面影が残る浅草を案内してあげることじゃない?」
良夫「それは俺がやってやってもいいけどね」
大吉「何だよ、この点についてはやけに協力的だな」
良夫「ん?」
大吉「いつもお前言ってんじゃねぇか。仕事大事なときなんで協力できねぇとか。
あ、分かった。良夫くん、君、キャロルにほの字なんじゃねぇのか?」
良夫「そのセリフ、そのままそっくり父さんに返すよ!」
美穂「ちょっと、お父さん!」
はな「ふざけないでよ!」
大吉「そうか。分かりました。お前達は、お客さんの為なら
万が一でもの奇跡を信じて頑張ろうという心意気はないということか」
良夫たちは呆れて愚痴をこぼす。
大吉「分かりました分かりました。明日から私独りで写真貼って歩きますから」
良夫「ああ、そう」
大吉「良夫くん」
良夫「はい?」
大吉「キャロルさんをさ、浅草のいろんないいところ連れてってあげたら?
隅田川、あっちの端からこっちの端へ泳いで見せたら?」

翌日。
大吉は伝法院通りの店を、写真を配りながら歩いていた。
大吉のいない旅館の厨房は従業員達があくせくと働いていた。
竜太「まったく、大将はどこに行っちゃったんでしょうねぇ」
風間と枝里「いつものおせっかいに決まってるんだから!」
声が合って互いに驚く二人。

良夫はキャロルに浅草の町を案内する。
雷門の前、人力車の前で立ち止まる二人。
良夫「人力車乗ろう」
二人は並んで人力車に乗り、良夫が俥夫に言う。「30分コースで」
赤い一つのひざ掛けを二人で膝にかけ、顔を見合わせて楽しそうに笑う二人。
その様子を、圭子の父である百瀬が見ていた。

二人は浅草巧芸館に行く。
良夫は歴史文化資料の展示物を見ながら説明する。
「これは歌舞伎って言うんだよ。これは千社札」
感心しながら話を聞くキャロル。
良夫「ここはね、昔の浅草の街並みを再現しているんだね」

大吉が旅館に帰り、事務室の引き出しをひっくりかえしていると
はなが呆れて言った。
「今日はお客さん少ないからいいけど、明日は団体さん二組だからね。
何探してるの」
大吉「写真を印刷する紙を」
はな「ないわよ!高いからもう買えません」
大吉「姉さん。困る・・・」

良夫が会社に行って自分の席に座ると、圭子が少し怒って良夫に尋ねた。
「何やってたの?こんな時間まで」
良夫「さっき電話したでしょ。親父に頼まれたの」
圭子「アメリカの学生さんなんだって?その女性」
良夫は手を合わせて言う。「ごめんごめん。・・・何したらいい?」
圭子「きれいな人なの?」
良夫「そういうんじゃないよ。おじいちゃんがね、浅草に住んでたアメリカ人で
彼女はその孫なわけ」
圭子「それで?」
良夫「それでって・・・親父はさ、すごいんだよ。
そのおじいちゃんの恋人探しに入れ込んじゃってるの」
圭子「若くてきれいな人だから親切にしたんでしょ、おじさんに関係なく」
良夫「関係あるって。うちの親父すげぇおせっかいだろ?
ですぐ周りを巻き込むんだよ!こっちは仕事したいのにさ」

夜10時。
旅館の仕事を終え、休憩室で従業員たちは缶ビールで乾杯をした。
面白く無さそうにビールを飲む風間に枝里は言う。
「・・・昨日のこと、まだ根に持ってるの?」
風間「根に持ってませんよ」
お疲れ様、と風間の缶に自分の缶を合わせる枝里。
やっと笑顔を見せる風間に、他の従業員たちが「子供だ」と言って笑った。

その日、大吉は何の手懸かりも得られなかった。
『いずみや』で大吉が愚痴をこぼしていると、
店を出ようとした百瀬が大吉に声を掛けた。大吉の隣に座って百瀬が言う。
「見たよ。良夫が嬉しそうに女の子を案内してた」
呆れて大吉が席を立つと、百瀬が言う。
「可愛い子におせっかいを焼いてるうちに貧乏旅館がつぶれちゃうんじゃないの。
息子も後を継がないようだしさ」
二人は口論になり、店を出て言い合う。
大吉「あのキャロルはな、両親を事故で天涯孤独なんだ!
それが、じいさんの恋人だった人が生きてたら会いたいって、
単身この浅草にやって来たんじゃねぇかバカ野郎が!!」
その言葉を通りかかった美穂が聞いていた。

大吉と美穂が旅館に戻る。
玄関のソファで、キャロルが明後日にはどうしても戻らないとと言う。
残念だけど、と言って笑顔で部屋に戻る。
そこに、良夫が帰って来て言う。
「お父さん、百瀬の親父とキャロルのことで喧嘩したんだって!?」
大吉「あんな老いぼれ、父の敵ではないわ。良夫、父を見ておれ」
そのやりとりを、廊下ではなが聞いていた。

事務室で合わせ貝の写真を見つめている大吉に、はなが声を掛ける。
「明日の朝もそれ貼りたいんでしょ」
はなはデスクの上に、写真用の印刷用紙の束を置いた。
そこに良夫が来て言う。
「父さん。美穂から聞いたよ。キャロルに口止めされたんだって?」
良夫の後ろからは、従業員達。
良夫「皆も手伝いたいってさ」
大吉は笑顔を見せた。
はな「浅草中に写真貼るわよ!」
従業員達「はい!」

翌朝。
キャロルがマラソンをしていると、仲見世の柱の一本一本に
合わせ貝とキャロルの祖父の写真が入ったチラシが貼られているのが目に入った。
見上げると、沢山のチラシがまるで暖簾のように張り巡らされている。
涙ぐむキャロル。

ふくまる旅館には団体客が訪れていた。
厨房で料理の支度をしている大吉に電話が入る。
合わせ貝の情報が入り、喫茶店で待ち合わせの約束をする大吉。

大吉とキャロルは『珈琲屋ハロー』を訪れる。
キャロルは女性の持ってきた貝と自分の貝を合わせるが、
大きさが全然合わなかった。

その夜、大吉は落胆し、あやめの写真に語りかけた。
「上手くいかなかった・・・」

翌日。旅館を出るキャロルを、従業員全員が玄関で見送った。
大吉「おじいちゃんの恋人、見つけられなくてごめんね」
キャロル「いいんです。私、独りで探していたときは
外国人に冷たい国なのかなって思ってました。
でも、ふくまる旅館のみなさんがあんなにいっぱい写真を貼って
探してくれた。嬉しかった。本当にありがとうございました」
そこに、若い男が車椅子を押してやって来た。
車椅子には、老婦人。
男「町に貼ってある合わせ貝、多分おばあちゃんのと一緒だと思うんです」
驚く従業員達。
老婦人は手に持っていた巾着から貝を取り出す。
キャロルの手にした貝と、そっくり同じその絵柄、大きさ・・・。
キャロルは女性の手を取って言う。
「おじいちゃん、3年前、80歳でなくなりました」
老婦人も涙ぐんで言う。「そう。長生きしたのね」
良夫が笑顔でつぶやく。「奇跡が起きちゃったな・・・」

浅草寺でキャロルを見送る大吉と風間、そして老婦人。
老婦人は二つの貝を合わせ、巾着に入れるとそれをキャロルに手渡した。
「持っていてください。それからね、これ」
老婦人はキャロルの祖父と若い頃に撮った写真をキャロルに手渡す。
その写真を見て可愛いと喜ぶ大吉。
男性が言う。「おばあちゃんは、愛を貫いて結婚しなかったんです」
キャロル「私、もうひとりぼっちじゃないんですね」
大吉「私達、ふくまる旅館も家族だからね」
風間「いつでも寄ってくださいね」
キャロルは笑顔で浅草を後にした。

○今日の「ふくまる浅草Map」

『浅草寺の天井画』



浅草寺に天井画があるのを知っていますか?
本堂の中を見上げると、近代絵画の代表作といえる
堂本印象による「天人」の図、川端竜子の「龍」の図が一面に描かれています。

************************************

良夫くんと圭子ちゃんはとてもラブラブ、しかもちょっと
良夫くんが尻にしかれている感じでとても微笑ましいです(^-^)



ちょうど良夫とキャロルが人力車に乗った辺りで撮った写真がありました。
画像左、すごくギリギリですが人力車が映ってます(笑)
俥夫のお兄さんたちは皆元気で明るくて、楽しく説明をしている所をよく見かけます。
(外国人観光客の方にはちゃんと英語で説明をしています)

ちなみに、良夫がキャロルを案内していたのは、「テプコ浅草館」の2階にある浅草巧芸館
大吉とキャロルが行った喫茶店は、「珈琲屋ハロー」。
観音通りにある昭和20年開業の老舗だそうです。

そして予告に「『美罠』の不破じい」こと、麿赤児さんが出ていました!
とっても楽しみです♪


関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

『浅草ふくまる旅館』第二話/お受験に大吉あり

2007-01-16 (Tue) 00:39[ 編集 ]
またも実況します。
前回も書いたように、石垣佑磨くん演じる「福丸良夫」だけに重点を置いています。
よって、各エピソードの比重が著しく偏ってますのでご注意下さい(笑)

************************************

大吉はアメ横に仕入れに行った帰り、
百瀬の経営するホテルリンクスにバス旅行の客が沢山入っていくのを見て
うちにも沢山の客がほしいと百瀬にこぼす。

大吉がふくまる旅館に戻ると、番頭の風間が予約の電話を取っていた。
今は大学入試の時期だが、去年よりなぜか予約が多いと首を傾げる二人。

ふくまる旅館は旅行代理店の審査を翌日に控えていた。
修学旅行生が泊まるのに適しているかどうかを査定されるといい、緊張する大吉。
居間で大吉が帳簿を付けていると、良夫が会社から帰ってきて言った。
「ただ今。腹減った。何かある?」
はな「冷蔵庫にあるから暖めて」
良夫「分かった」
はなは大吉に言う。「この審査、絶対逃しちゃダメだよ」
良夫はラップのかかった皿を手に言う。「旅行代理店の審査って?」
はな「修学旅行に適当かどうか、明日審査に来るんだって。
この春仕事が入らないと、この旅館畳む事になるかもしれないよ?」
大吉は、亡くなった妻・あやめとその妹のはなが
なんでこんなに性格が違うのかと言い出す。
あやめはプラス思考ではなはマイナス思考だと愚痴愚痴という大吉に
はなはまた始まったといわんばかりに席を立った。
大吉が顔を上げると、良夫が皿を持って立っていた。
大吉「・・・焼きうどん?」

翌日、査定を控えた大吉は落ち着かない。
この店ののれんが掛かってるからと従業員に念押しする。
しかし、はなは心配なのは大吉本人だと言う。
営業接待は苦手だと困る大吉。

ふくまる旅館に、予約客の越村翔太という学生服姿の中学生が訪れた。
予約したのが少年だと知って驚く風間。
大吉は親は一人で泊まることを知っているのかと尋ねるが、
私立高校の下見で、寛げる宿を探していたと翔太は言う。
それを聞いて快く旅館に受け入れる大吉。

はなや美穂は、何か翔太が思い詰めているのではと心配する。
翌日の審査のときに変に思われたらどうするんだと言うはな。
そのとき、純子という女子中学生が翔太を訪ねて旅館にやって来た。

翔太の泊まっている2階の部屋で、純子は何故学校を休んだのかと翔太を問い詰めた。
風間と大吉が心配しているところに、査定係の田村が尋ねてくる。
大吉は風間に、田村が2階を見たいといっても案内するなと耳打ちした。

大吉は翔太の部屋を訪ねる。
友達同士だという二人に、未成年の男女は泊められないという大吉だが、
純子は「私達はそんなんじゃない」と怒って言う。

田村は2階の防災設備を見たいという。
大吉は廊下に出て田村を入れまいとするが、
無理に中に入った田村は翔太と純子の姿を見て驚いた。
大吉は急いで学校の下見に行けと行って二人を外に出す。
大吉の慌てように田村は憮然とした。

翔太は親と喧嘩して家を出てきたのだった。
私立の進学校に行けと言う親。しかし翔太は地元の県立高校に行きたいという。
北島と一緒にそこに通うと約束した、と翔太は純子に話す。
その頃風間は、翔太の家に電話を入れていた。

大吉と田村が打ち合わせをするが、金額がなかなか折り合わない。
芸者遊びをしたいと言い出す田村に大吉は困り果てる。
条例で観光旅館で芸者は呼べないからだ。

良夫が勤務先の旅行会社で仕事をしていると、携帯に大吉から電話が入った。
良夫は席を立って電話をとる。「もしもし。何かあったの?」
大吉「幼稚園のときの友達で、芸子になった娘がいたろう?」
良夫「ああ、染め奴」
大吉「そう、染め奴さんにお願いしたいことがあるんだよ。良夫、一肌脱いでくれない?」
良夫「染め奴に?オレが一肌脱ぐの?」
良夫の隣の席で電話を取っていた百瀬の娘・圭子(北川弘美)は
その会話を聞いて気が気でない。

染め奴(坂下千里子)がふくまる旅館を訪れる。
座敷で田村のために舞を舞う染め奴。上機嫌で酒を飲む田村。

染め奴が帰ると、入れ替わりに翔太の母親が旅館にやってきた。
部屋の前で翔太を呼ぶ母親。しかし翔太は戸を閉めて開けない。
中学生を一人で泊めた旅館の責任だと大吉を責める母親。
他の宿泊客達も廊下に出てきてうるさいと文句を言う。
そこに声を聞きつけた田村がやって来て、その騒ぎを見て言った。
「修学旅行には不適当なようだな」
帰ろうとする田村に風間は言う。
「せめて一っ風呂浴びてから、今日はゆっくりしてって下さい」

もんじゃ焼き店。良夫はもんじゃを焼きながら圭子に言う。
「俺、将来はね、宇宙旅行のツアーを企画したいんだよね」
圭子「・・・今の仕事って、趣味の延長?」
良夫「好きだから頑張る、だろ?焼けたよ」
圭子「でも、いずれは旅館をつぐんでしょう?」
良夫「全然」
圭子「だって、跡取り息子じゃん」
良夫はもんじゃを食べながら言う。
「旅館の親父に納まって、愛想を振りまいて、お客が少ないだとか
経費が掛かりすぎるだとかぶつくさ言って。そういうのはいいや、俺」
圭子「じゃあ、妹さんが継ぐの?」
良夫「うーん、どうだろ。親父は考え方が古いし、
昔ながらの旅館はこれからはやっていけないんじゃない。
百瀬こそ、腰掛なんだろ?今の仕事」
圭子「うちは子供一人じゃない。ビジネスホテルを継ぐのは私の義務なの」
良夫「優秀な旦那を見つけて、ホテルを経営してもらうんだ」
圭子は笑って言う。「お父さんのこと、古いなんて言えないよ。
女だって優秀な経営者はいっぱいいるじゃない」
その時、店の中に入ってきた女性を見て圭子は驚く。・・・自分の母親。
顔を背けて見つかりませんように、と祈る圭子に首をかしげる良夫。
良夫が圭子の母親の方へと振り向くと、母親は圭子を見つけて言った。
「圭子?お友達?」
圭子「・・・うん、小学生の頃スイミングが一緒だった福丸くん」
圭子の母親「ふくまる旅館の息子さん?」
良夫は満面の笑顔で言う。「どーも!」
圭子「わんぱくやったのに見違えちゃったわ!そやけど、これ何なの?」
圭子「・・・言わなかったっけ?偶然、会社が同じになったって」
良夫「縁があるんですかねぇ」
その調子の良さを見て圭子はテーブルの下で良夫の足の指を思い切りつねった。
「いてぇ!・・・」思い切り顔を顰める良夫。
その時、奥のテーブルで男性が二人、圭子の母親を呼んだ。
圭子「待ち合わせ?」
圭子の母親「ホテルをもう一軒出さないかって。ほな、お父さんによろしくね」
愛想笑いをする良夫。

翔太の部屋からお膳を下げた仲居頭の枝里が、翔太が食事を取らないとぼやく。
大吉が居間で仏壇に手を合わせていると、良夫が帰って来た。
良夫「ただ今。染め奴どうだった?」大吉は答えない。
はなが良夫を手招くと、良夫は小声で尋ねた。「上手くいかなかったの?父さん」
はな「修学旅行の仕事しくじってさ。旅館畳む事になるかもよ」
良夫「そう。かえって踏ん切りがついていいかもね。いつまでも旅館に拘ってることはないよ」
はな「分かってないねぇ、あんた」
良夫「何が?」
はなは仏壇の前で気落ちしている大吉を見て溜息をつく。

大吉が仏壇の前から立ち上がって出掛けると、良夫ははなに言った。
「おばさん、さっきの話。分かってないって、何のこと?」
はな「お母さん亡くなったときのこと、覚えてる?」
お茶を持ってきて美穂が言う。「よく覚えてる。中二の春、学校に電話が来て飛んでった」
良夫「オレは高二だった。でも、死に目には間に合わなかったし。親父泣いてたなぁ」
はな「あやめね、息を引き取る前に大ちゃんに言ったのよ。
子供達を頼みます、旅館を頼みますって。大ちゃん、あやめと指きりしてね」
良夫「母さんと、指きり・・・」
そこに枝里が、翔太の為に作ったおにぎりの盆を持ってきてはなに手渡した。

大吉は隅田川のほとりで川を見ていた。
そこに小料理屋「いずみや」の女将・乃梨子が歩いてくる。
審査の失敗の話を従業員から聞いていて知っていた乃梨子に、大吉は笑顔で言う。
「台所は火の車ですが、ふくまる旅館の火は消しません」

良夫はおにぎりの盆を持って翔太の部屋を訪れ、戸を叩いて声を掛けた。
「部屋に灯りが点いてるから、まだおきてると思って」
翔太「旅館の方ですか?」
良夫「いや。親父が旅館のオーナー。ここに篭城してるんだって?
なんか人事だと思えなくてさ。俺も受験のとき、親父といろいろトラブったから。
話してみたくなって、個人的に。野次馬的な興味で」
戸を開ける翔太。
良夫「仲居さんがおにぎり作って置いてったから持ってきたよ」
翔太におにぎりの盆を手渡して中に入った良夫は、
テーブルの上の問題集を見て嬉しそうに言った。
「おっ!英文読解か。俺の問題集とどっちが難しいかなぁ」
翔太「え?大学生なんですか?」
良夫「ううん。去年卒業して旅行代理店。英検2級受けるんだ」
良夫はおにぎりのラップを取りながら言う。
「食べなよ。俺も一つもらおうかな」
翔太「いただきます」
おにぎりを食べながら良夫は言う。
「親とトラブったんだろう、進路の事で。俺もよく喧嘩したなぁ。今でもだよ。
親父は旅館の手伝いをさせたかったみたいだけど、
俺は親のお仕着せはイヤだったからね。
お父さんなにやってるの?サラリーマン?」
翔太「・・・いえ」
良夫「自営業?」
翔太「医者です」
良夫「そりゃ大変だ。進学校に行くんだ」
首を振る翔太。
良夫「違うの?」
翔太「親友と約束したんです」

中一のとき、翔太は親友の北島を誘ってスケートボードで遊んでいた。
ジャンプしたときに背中から落ち、脊髄を痛めてしまった北島・・・
それ以来、翔太は毎日北島の車椅子を押して送り迎えをした。
自分のせいだと自分を責める翔太は、それが自分に出来る唯一の償いだと思っていた。

真剣な表情で翔太の話を聞く良夫。
翔太「約束したんです。北島に。高校生になっても、俺たちは一緒だって。
俺も地元の高校に行くって。男だから約束は敗れません」

大吉が旅館に戻り、翔太のいる2階の部屋の窓を見上げる。
灯りのついたその部屋から、翔太が窓の外を見ていた。
その後ろから歩み出て、一緒に窓の外を見る良夫の姿を見て大吉は驚き、
そして笑みを浮かべる。

良夫が居間に入ると、はなと二人でお茶を飲んでいた大吉が言った。
「福丸良夫くん。2階の中学生と何を話してたのか」
良夫は腰を屈め、笑って言う。「別に」
はな「ね、あの子なんか言ってた?」
良夫「明日、家に帰るって」
大吉「それだけ?」
良夫「それだけ」
立ち上がって台所に向かう良夫の後姿を見て大吉は微笑んだ。

翌日。翔太の両親が翔太の泊まっている部屋を訪れた。
進学校に行けという父親。しかし、北島を放っておけないと翔太は言う。
頑なな翔太の頬を、思わず父親が殴ってしまう。
初めて父親に叩かれ、部屋を飛び出した翔太を大吉が廊下で捕まえた。
大吉は翔太の肩に手を置いて言いきかせる。
「親は子供を愛してるからひっぱたくんだ」と。

階段を降りながら大吉は、昨晩良夫と何を話したんだと翔太に尋ねる。
翔太「親父さんと喧嘩が絶えなかったって。
親と喧嘩した方が早く自立出来るって」
何を偉そうに、と笑う大吉。
そのとき、純子に車椅子を押されて北島が旅館にやってきた。
その姿を見て驚く翔太。北島は翔太の顔を見て言う。
「今までありがとう。でも、本当言うとお前が重荷だった。
お前がいないと何も出来ない自分が嫌で。俺は一人でやっていける。
別々の高校に行っても友達でやっていけるよな?」
笑顔で北島に近づき、北島の手を取る翔太。
その手に、純子が自分の手を重ねた。
子供達の様子を見て、両親も顔を見合わせて喜んだ。
涙に咽ぶ大吉に、はながハンカチを手渡す。

その時、玄関に制服姿の女子高生が4人入って来て大吉に言った。
「福丸大吉さんでしょ?触らせて!」驚く大吉。
インターネット上のブログに、この旅館に泊まって大吉に触ると
大学に合格すると書いてあったという女子高生達。
喜んで手を差し出し、大吉は嬉しそうに女子高生達を旅館に招きいれた。
その様子を見た田村が笑顔で言う。
「修学旅行、この旅館に決めましたよ」
従業員達は驚き、そして喜びの声を上げた。


○今日の「ふくまる浅草Map」

『雷門柳小路商店街』





雷門をくぐって二つめの角を左に曲がると「雷門柳小路商店街」があります。
古き良き下町を色濃く残す通りとして親しまれています。

************************************

口では親父の考えは古いと言っている良夫ですが、
やっぱり大吉の子ですね、翔太におせっかいを焼きに行く所は大吉そっくりです。
身に染み付いた下町の人情、そして温かい人柄。
そういった良夫の性格が、口調にも仕草にこと細かく表れていて
まるで隅田川のせせらぎのように軽やかなセリフ回しがとても心地よく、
見ている人を和ませます。佑磨くん、やっぱりいい役者さんですね(*^-^*)
「ふくまる旅館」が「渡る世間は鬼ばかり」のようにシリーズ化されますように!

※佑磨くんがもんじゃ焼きを食べていたお店は、浅草の「江戸もんじゃ ひょうたん」。
仲見世を浅草寺に向かって歩き、伝法院通りの手前の角を曲がるとあるそうです。
機会があったら行ってみます~♪

※1/20追記 行ってきました♪



こちらで記事を書いています。

関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

デスノートDVD、予約解禁。

2007-01-15 (Mon) 19:20[ 編集 ]




去年日本中を湧かせて社会現象にもなった映画「デスノート DETH NOTE」。
そのDVD予約が解禁になりました!
前後編合わせて興行収入は83億と言われているこの大ヒット作を是非見てみて下さい(^o^)
ちなみに発売は3月14日で、

『DEATH NOTE デスノート』価格:3,570円(税込)
『DEATH NOTE デスノート the Last name』価格:3,570円(税込)
『DEATH NOTE デスノート the Last name complete set』価格:7,140円(税込)

の3パターンで発売されます。
一番安いのは楽天ブックスの26%OFF&送料無料、
そしてAmazon(アマゾン)の25%OFF&送料無料かなと思いますが
価格等、よく比較してなるべく安いところで買ってみてください(^-^)

楽天ブックス:デスノート - DEATH NOTE -
Amazon:デスノート - DEATH NOTE -

『浅草ふくまる旅館』第一話/人情は年中無休!

2007-01-09 (Tue) 23:50[ 編集 ]
始まりました、人情ドラマ「浅草ふくまる旅館」。
個人的好みにより、石垣佑磨君演じる「福丸良夫」を中心に実況します。
よって、各エピソードの比重が著しく偏ってますのでご注意下さい(笑)
************************************

人情味あふれる町、浅草。
旅館の主人・福丸大吉(西田敏行)は置き引きに会って困っているという
年配の女性・遠藤文江(岡田茉莉子)を旅館に泊める。
ふくまる旅館のモットーは「お客様は家族と思え」。
文江の言葉を怪しむ義姉・はな(木野花)達をよそに、大吉は快く文江を迎え入れる。

家族揃っての朝食。
大吉「いいお茶だ。お茶と人情は濃いほうがいい。旅は道連れ、世は情け、武士は・・・」
長女・美穂(大塚ちひろ)「おじいちゃんの口癖だったのよね」
長男・良夫(石垣佑磨)「耳にタコ。父さん、今時そういうの流行らないよ」
大吉「流行ってるから偉いってもんじゃねぇよ。だいたい、いい物に古いも新しいもねぇの」

そこに仲居頭の枝里が来て、文江が旅館の仕事を手伝っている、と困って言う。
「勝手に仕事場に入られて物でもなくなったりしたら」
はな「一文無しって言ってたものね」
良夫「出来心ってこともあるしね」
はな達に品性がいやしいと思わないのかと窘める大吉。
良夫「そういうこと言ってっからいつまでたっても赤字経営から抜け出せないんだよ!」
大吉「何ぃ?!」
良夫「人情だとか、お客さんは家族同然だとか。
いつまでも旅館のオヤジ気分だけじゃだめなんじゃない?
経営者なんだから、ビジネスライクにやらないとね。ご馳走さん!」
朝食を終えると、良夫はスーツ姿で出勤した。

その日、文江は一度は旅館を出たものの、
旅館を探していた客を案内しながら再びふくまる旅館に舞い戻ってきてしまう。

夜、居間で家族の団欒。
文江が客を連れてきたと聞いて喜ぶ大吉。
そこに良夫が仕事から帰ってきた。
良夫「ただ今ー」
はな「ご飯は?」
良夫「食べてきたよ」
文江が浅草に詳しいのは昔SKDのダンサーだったからだと
言う大吉に、はなは眉唾だと言う。
美穂「ホテルのコンシェルジュみたいなおばあちゃんね」
大吉「・・・こんしぇるず?」
良夫「知らないの?」
美穂「お客様の要望に何でも応える、
かゆいところに手が届くようなサービスをする人」
大吉「それを今良夫に言おうとしたんだから先に言うな」
美穂「ずっといてもらえばいいじゃない」
大吉「それじゃ、落語の『居残り左平次』みてぇな事になっちゃうな」
良夫「何だそれ?」
大吉「知らねぇのか」
良夫「知らないよ」
得意げに『居残り左平次』の小話を始める大吉に、
家族はやれやれといった風に耳を反らす。
はなが、そして良夫と美穂の順に部屋を出ようとする。
大吉「おいおい、最後まで聞けよ」
良夫「明日の仕事の準備。宮仕えはいろいろ厳しいんだよ」
美穂「ゼミのテストの準備をしなきゃ」

翌日、文江はようやくふくまる旅館を後にした。
心ばかりの帰り賃を封筒に入れて手渡す大吉。
しかしその翌日、ビジネスホテルの社長・百瀬(小野武彦)が
ふくまる旅館にやって来て、文江にホテル代を踏み倒されたと文句を言った。
文江がホテルに預けたのは、ふくまる旅館の封筒に入った金。
しかし封筒には金ではなく新聞紙が入っていたのだ。
文江を無銭宿泊の詐欺師だと罵る百瀬。
しかし、ふくまる旅館の住人は揃って文江をかばった。

大吉は交番に文江を迎えに行く。
文江は同居していた息子夫婦と孫娘と折り合いが悪く、
弟夫婦の所に行くといって家出をしたのだった。孫娘が言った
「おばあちゃんと一緒の部屋じゃいや。自分の部屋が欲しい」という言葉が
耳を離れず、無き咽ぶ文江。

大吉は八王子にある文江の息子夫婦の家を訪れる。
文江の義娘に「迎えにきてあげてください」と言う大吉。
その言葉を玄関の中から孫娘が心配そうに聞いていた。

夜。大吉家族の食卓。
文江の息子夫婦がやって来たと聞き、大吉は部屋を飛び出した。
はな「親子の問題に口を出すんじゃないよ!」
ガラス戸からあっかんべーをして見せる大吉。
良夫はあきれて立ち上がる。「分かってないよ!」
慌てて大吉を追う家族。

親子の会話を大吉達が廊下で見守る。
無銭宿泊なんて、と文江を責める息子夫婦達。
迷惑だから帰ろう、と言っても文江は首を立てに振らない。
そこに、戸を開けて大吉が口を挟む。
「一緒に住めなくなったのは何故なんでしょう」
心配そうに見守る良夫達。
おせっかいは承知なんですけど、と言い出す大吉。
大吉は婿養子で、先代が『お客様のことは家族だと思え』と言ったという。
しかしいくら旅館の人間が家族と思って
一生懸命尽くしても本当の家族にはなれない、とも。
もうちょっとお母さんの気持ちを汲んであげてくれませんか、
お願いします、と膝をついて言う大吉。
息子夫婦も反省したような表情をしたその時、
部屋に文江の孫娘・美咲が入って来た。文江にすがりつく美咲。
もうわがままは言わない、おばあちゃんと一緒にいたいと泣く。
美咲は制服の胸ポケットから学生証を取り出し、
中から文江の若い頃の舞台写真を見せる。
大切にしていた、大好きなおばあちゃんの写真。
帰ってきて、と泣く美咲を文江も涙ながらに抱きしめた。

大吉は思わず傍により、美咲に「ありがとう」と言う。
美咲の持っていた文江の若い頃の美しい写真を見て、「すっげぇ」と喜ぶ大吉。
廊下で見守っていた旅館の住人達が写真見たさになだれ込む。
仲居達に押されて痛そうに腰を抑える良夫。
枝里「うっそー!」
良夫「マドンナみたい。俺の好み!」
騒ぐ住人達をよそに、文江は美咲を愛しそうに抱きしめていた。

文江一家がふくまる旅館を後にする。
礼を言う文江に、従業員達は総出で正座をして挨拶をした。
家族のようで楽しかった、と言う文江達を
大吉は嬉しそうに笑顔で送り出した。


○今日の「ふくまる浅草Map」

『雷門』





浅草のシンボル・雷門。
左右には風神さま、雷神さまが祭られています。
最初の建立はなんと西暦942年。

※何度も消失に会い、現在のものは昭和35年に建てられたものだそうです。

************************************

「浅草ふくまる旅館」は雷門をくぐり、仲見世を抜けて
浅草寺の門の手前を左に折れて伝法院通りを歩いた先にあります。
実際の建物はそこにはなく、建物は文京区の「鳳明館 森川別館」で撮っているそうですので、
そのうち見に行ってみようと思っています(^-^)。(参考:ロケ地ガイドさま


※行ってきました!

※佑磨君の役は、人情に厚い旅館の主の息子役。
さらっと流す演技の上手さに驚きました。
そしてスーツのせいか、イケメン度が異常にアップしています。
(もちろん、元々カッコいいですよ!!)
西田敏行さん達ベテランの素晴らしい演技もさることながら、その中で光るユーマ君。
お茶の間の人気者になる予感です(^-^)

関連記事:
隅田川の屋形船
ふくまる旅館に行きました
浅草に行きました(1) 浅草寺・伝法院通り・ふくまる旅館(があると設定の)周辺他
浅草に行きました(2) 雷門柳小路・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(3) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草公会堂・浅草もんじゃひょうたん他
浅草に行きました(4) 弁天堂時の鐘・浅草神社・浅草寺天井画・鎮護堂他
浅草に行きました(5) 浅草公会堂・ロケ地喫茶店・隅田川・隅田公園他
浅草ふくまる旅館/第一話「人情は年中無休!」map:雷門
浅草ふくまる旅館/第二話「お受験に大吉あり」map:雷門柳小路商店街
浅草ふくまる旅館/第三話「外国から来た初恋」map:浅草寺の天井画
浅草ふくまる旅館/第四話「ガンコ熊の恩返し」map:浅草神社
浅草ふくまる旅館/第五話「引き抜きに来た客」map:浅草大勝館
浅草ふくまる旅館/第六話「昔の恋人あらわる」map:弁天堂時の鐘
浅草ふくまる旅館/第七話「夫婦漫才の復活!?」map:浅草演芸ホール
浅草ふくまる旅館/第八話「流し雛と義理の母」map:隅田川
浅草ふくまる旅館/第九話「現れた白馬の王子」map:鎮護堂おたぬき様
浅草ふくまる旅館/第十話「職人魂と勘当息子」map:浅草寺本尊示現会
浅草ふくまる旅館/第十一話(最終回)「大吉のプロポーズ」
石垣佑磨と浅草デート(by 王様のブランチ)

公式ページ:浅草ふくまる旅館

サントラ:

Amazon:浅草ふくまる旅館 オリジナル・サウンドトラック

主題歌:夏川りみ/フルサト

Amazon:フルサト

2007年1月期ドラマ備忘録

2006-12-30 (Sat) 23:19[ 編集 ]
来月スタートのドラマでチェックするものを並べておきます。


○『三日遅れのハッピーニューイヤー!』(単発)
1/3(水)23:20~24:44 出演:石垣佑磨 大谷允保 中尾明慶
http://www.tbs.co.jp/mikkaokure/

○『母親失格』(昼ドラ)
1/4(木)CX 13:30~ 出演:芳本美代子 原千晶 比留間由哲
http://www.tokai-tv.com/hahaoya/

○『風林火山』(大河ドラマ)
1/7(日)NHK総合 20:00~ 出演:内野聖陽 市川亀治郎 Gackt
http://www3.nhk.or.jp/taiga/

○『浅草ふくまる旅館』
1/8(月)TBS 20:00~ 出演:西田敏行 石垣佑磨
http://www.tbs.co.jp/fukumaru/index-j.html

○『華麗なる一族』
1/14(日)TBS 21:00~ 出演:木村拓哉 成宮寛貴 西田敏行
http://www.tbs.co.jp/karei2007/


『三日遅れのハッピーニューイヤー!』はユーマ君主演のスペシャルドラマ。
昼ドラ『母親失格』は、以前一週間で見るのを挫折した昼ドラ「契約結婚」と
脚本が同じ方なのですが、今回は母親予備軍として注目してます。
『風林火山』は文句なしの大河。「功名が辻」、良かったです~♪
『浅草ふくまる旅館』ユーマ君♪
『華麗なる一族』キムタク主演のドラマはとんでもなく面白くなる事があるので。
他、気が向いたら初回をチェックしてみようと思っています(^-^)

石垣佑磨主演「ラブレター 蒼恋歌」DVD発売!

2006-12-26 (Tue) 23:46[ 編集 ]

上映が終了したばかりの石垣佑磨くん主演の珠玉の名作、
映画「ラブレター 蒼恋歌」のDVDが来年3月に発売になります。
渋谷の単館での上映でしたので、見逃した方も多いかと思います。
特に石垣佑磨くんのファンには宝物のような素敵な映画ですので、是非見てみて下さいね。
ネット上でも予約を受け付けてますのでご予約はお早めにどうぞ(^o^)
石垣佑磨・本仮屋ユイカ・工藤里紗のサイン入りオリジナルポストカード付だそうです♪
私も早速予約しました(^o^)

Amazon(25%OFF・送料無料):ラブレター 蒼恋歌
楽天ブックス(26%OFF・送料無料):ラブレター 蒼恋歌
予約締切日は1月18日です

※兄貴ファンへ。渡来敏之さんも出てますよ(^o^)

覚書:ロケをしたライヴハウス

他、石垣佑磨出演作DVDです


スペシャルドラマ 恋愛小説(2007/2/7発売)
Amazon:スペシャルドラマ 恋愛小説


楽天最安値:天下騒乱 徳川三代の陰謀 BOX(5枚組)
Amazon:天下騒乱 徳川三代の野望

『のだめカンタービレ』第11話(最終回)

2006-12-25 (Mon) 23:59[ 編集 ]
終わってしまいました~(>_<)「僕の歩く道」と並んで、
今季とてもクオリティの高いドラマを見せていただきました。
原作を読んでいるので分かってはいたものの、
千秋がのだめを抱きしめるシーンは
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!って感じでしたね(笑)
二人は一緒にパリに行って大団円。いいハッピーエンドでした☆
視聴率もついてきて「月9復活」の立役者となり、
原作本も売れまくって嬉しい悲鳴だそうです。
原作の持つ音楽の美しさ、楽しさを映像で表現しきった事、
そして千秋とのだめをはじめとする役者さんたちの魅力。
(特に、玉木宏があんなにかっこよくて美しいとは!)
実写の持つ素晴らしさを最大限に発揮出来た事が
成功の要因なんじゃないかなと思います。
もし続きを実写化するとしたら、是非同じスタッフでお願いします。
素晴らしいドラマを見せていただき、ありがとうございました(^o^)

※コンサートの演目だけ記しておきます。
玉木さんは「振り」が以前より上手になりましたね!

○R☆Sオケの演目 2曲目
サラサーテ/カルメン幻想曲

Amazon:カルメン幻想曲~パールマンヴァイオリン名曲集
湯浅卓雄 - classic@comics Vol.1 ~ コミックで出会った名曲たち - サラサーテ:カルメン幻想曲 ~ モデラート(ハバネラ)

○R☆Sオケの演目 2曲目
ベートーヴェン/交響曲第7番
Amazon:ベートーヴェン:交響曲第7番/第8番
101ストリングス・オーケストラ - クラシカル・ロマンス!) ~愛よ永遠に~ - 交響曲第7番(ベートーヴェン)


【関連記事】各話の使用曲(挿入曲・BGM)をまとめています
『のだめカンタービレ』主要楽曲・プチ情報まとめなど
『のだめカンタービレ』第1話
『のだめカンタービレ』第1話(楽曲&プチ情報)
『のだめカンタービレ』第2話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第3話(中村付)
『のだめカンタービレ』第4話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第5話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第6話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第7話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第8話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第9話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第10話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第11話(最終回)(楽曲)
『のだめカンタービレ』(iTunes)

 
(のだめのバッグ&ロケットペンダント)

ピアノの楽譜:のだめカンタービレの世界(入門編)
Amazon:ピアノソロ のだめカンタービレの世界 (入門編)

 
■送料無料■限定盤■のだめオーケストラ CD【のだめカンタービレ ベスト100】 06/12/13発売
■送料無料■通常盤■のだめオーケストラ CD【のだめカンタービレ ベスト100】 07/1/1発売
Amazon:のだめオーケストラ/のだめカンタービレ ベスト100

  
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション
千秋編・のだめ編・ミルヒーとなかま達編。
Amazon:「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション

『神の左手悪魔の右手』DVD発売

2006-12-23 (Sat) 19:46[ 編集 ]
今日TVを付けっぱなしにしていたら「ウルトラマンメビウス」が始まりました。
ボーっと見ていたら、あれ?見覚えのある男の子が。

その子は小林翼くん(8歳)。コウキという男の子の役を演じてました。
今年の夏に劇場公開された、楳図かずお氏の漫画が原作の映画
神の左手悪魔の右手」で人の悪意を夢で予知するという
不思議な能力を持った少年の役を好演していた子です。
「メビウス」では少し大きくなっていましたが、あの可愛らしい声は健在。
いつか声変わりしちゃうのが勿体無いです(^-^;)

その「神の左手悪魔の右手」が昨日DVDで発売されました。
と言っても、全ての人におすすめ出来るわけではありません。
何故かと言うと、ホラーだしスプラッターだし_| ̄|○
そして楳図氏原作とあって昭和のおどろおどろしい雰囲気が満載ですから
アメリカンスプラッターなどより何百倍も恐ろしいし、グロいです。
私も劇場で観た後にトラウマになりました。

でも、この感覚こそこの映画の持つ醍醐味なんじゃないかなと思っています。
小学生の頃、楳図かずお氏の漫画を教室の中で回し読みして
未だに怖い場面がトラウマになっている、あの感覚にとても近いです。
そう考えると、きっと原作ファンの方にも楽しめるんじゃないかなと思いました。

ちなみに、劇場で見たあとの感想はこちらです。
http://reigh23.blog24.fc2.com/blog-entry-355.html

深い命題を抱いた作品ですので、本当は全ての人たちに観て戴きたいです。
でも、スプラッターの苦手な方はご注意を。&、R15指定です。

監督:金子修介(映画「デスノート」ドラマ「ホーリーランド」他)
脚本:松枝佳紀(映画「ラブレター 蒼恋歌」「デスノート」(脚本協力))
原作:楳図かずお
出演:渋谷飛鳥・清水萌々子・小林翼・前田愛・紗綾・かでなれおん・
田口トモロヲ・渡来敏之 他

しょこたんこと中川翔子さんの「ギザ怖コレクション」に載っています
http://www.gizakowa.jp/title_kami.html


『神の左手悪魔の右手』DVD
Amazon:神の左手 悪魔の右手

※「神の右手悪魔の左手」ではありませんよ(^-^;)

『のだめカンタービレ』第10話

2006-12-18 (Mon) 23:34[ 編集 ]
前回に引き続き、マラドーナ国際ピアノコンクール。
のだめの弾く「ペトルーシュカからの3楽章」がとても楽しみでした。
というのもですね。第1話からずっとのだめの演奏を聴いてきて、
ペトルーシュカがとても彼女に合いそうだと思ったのです。
のだめの演奏は大きな手で高い技術が特長。
そう言えば漫画でも説明されていましたが、
こうやって実際に演奏を聴いた方が自然にその魅力が感じられますよね。
前回の適当な演奏のショパンのエチュードも今回のペトルーシュカも、
聴きたかった音をそのまま聴けた喜びで大満足です(^-^)

という訳で、ペトルーシュカ。NHKの「きょうの料理」と混ざって
まるで「杉ちゃん&鉄平」の冗談音楽のようになってました(笑)
ペトルーシュカと交互に演奏される「きょうの料理」、あれはあれで魅力的でしたね。
(ちなみに「きょうの料理」のテーマ曲は冨田勲さんの作曲だそうです)

ラスト1回。のだめと千秋にもう会えないのはとても寂しいです。
是非、続きは映画でお願いします(^-^)

※千秋がシャツを脱ごうとするシーンは高橋君と同じ気持ちで見守りました(笑)

※今日のBGMも前回と被っていましたので、
コンクールの曲のみ記しておきます。

○坪井くん一次予選
ベートーヴェン/ピアノソナタ第23番「熱情」

楽譜:のだめカンタービレで弾きたいクラシック
Amazon:のだめカンタービレで弾きたいクラシック

○のだめ一次予選
シューベルト/ピアノソナタ第16番

楽譜:のだめカンタービレの世界(入門編)
Amazon:ピアノソロ のだめカンタービレの世界 (入門編)

○のだめ二次予選 一曲目
ショパン/エチュード嬰ハ短調Op.10-4
ダウンロード視聴:ショパン/エチュード嬰ハ短調Op.10-4
及川浩治 - ショパン・ベスト! - 練習曲 第4番 嬰ハ短調 作品10-4

楽譜:のだめカンタービレで弾きたいクラシック
Amazon:のだめカンタービレで弾きたいクラシック

○のだめ二次予選 二曲目
ドビュッシー/喜びの島
Peter Nagy - classic@comics Vol.1 ~ コミックで出会った名曲たち - ドビュッシー:喜びの島

楽譜:のだめカンタービレの世界(入門編)
Amazon:ピアノソロ のだめカンタービレの世界 (入門編)

○のだめ本選 一曲目
シューマン/ピアノソナタ第2番

楽譜:シューマン:ピアノソナタ集(Op.11・22) 〔全音〕

○のだめ本選 二曲目
ストラヴィンスキー/ペトルーシュカからの3楽章
Peter Hill - classic@comics Vol.1 ~ コミックで出会った名曲たち - ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章 ~ 第1楽章「ロシアの踊り」

Amazon:ストラヴィンスキー:〈ペトルーシュカ〉からの3楽章

○レベルの高い人 本選
リスト/メフィスト・ワルツ

○瀬川悠人 本選
パガニーニ狂詩曲?(未確認)

【関連記事】各話の使用曲(挿入曲・BGM)をまとめています
『のだめカンタービレ』主要楽曲・プチ情報まとめなど
『のだめカンタービレ』第1話
『のだめカンタービレ』第1話(楽曲&プチ情報)
『のだめカンタービレ』第2話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第3話(中村付)
『のだめカンタービレ』第4話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第5話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第6話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第7話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第8話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第9話(楽曲)
『のだめカンタービレ』第10話(楽曲)
『のだめカンタービレ』(iTunes)

 
(のだめのバッグ&ロケットペンダント)

ピアノの楽譜:のだめカンタービレの世界(入門編)
Amazon:ピアノソロ のだめカンタービレの世界 (入門編)

 
■送料無料■限定盤■のだめオーケストラ CD【のだめカンタービレ ベスト100】 06/12/13発売
■送料無料■通常盤■のだめオーケストラ CD【のだめカンタービレ ベスト100】 07/1/1発売
Amazon:のだめオーケストラ/のだめカンタービレ ベスト100

  
「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション
千秋編・のだめ編・ミルヒーとなかま達編。
Amazon:「のだめカンタービレ」キャラクター・セレクション

«  | HOME |  »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。